感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
K
8
第二巻は、超越論的分析論-原則の分析論から超越論的弁証論-純粋理性の誤謬推理まで。九鬼のカント解釈(?)(カントは結局のところ合理論者達の延長線上に位置しているとする向き)に影響され、そのような読みに流された感じはあった。それはともかく、ハイデガー関連で言えば、カントの図式について学べた点は収穫だった。また、とりあえず認識に到達したところまでは一応追いつけたように思う。ハイデガーやサルトル、彼らの理解のためのカントだったのだが、この時期に読んでおいてよかった。アンチノミー論とか残っているが、一回離れる。2022/11/05
-
- 和書
- 台湾チェロIT




