エキスパート応用化学テキストシリーズ<br> 高分子科学―合成から物性まで

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エキスパート応用化学テキストシリーズ
高分子科学―合成から物性まで

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  • サイズ A5判/ページ数 246p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784061568105
  • NDC分類 431.9

目次

第1章 高分子―その発展の歴史と特徴
第2章 高分子の分子形態
第3章 高分子の生成反応と高分子反応
第4章 高分子の分子構造制御
第5章 高分子の高次構造
第6章 高分子の固体物性

著者紹介

東信行[ヒガシノブユキ]
工学博士。1982年同志社大学大学院工学研究科工業化学専攻博士後期課程修了。現在、同志社大学理工学部機能分子・生命化学科教授

松本章一[マツモトアキカズ]
工学博士。1985年大阪市立大学大学院工学研究科応用化学専攻後期博士課程中退。現在、大阪府立大学大学院工学研究科物質・化学系専攻教授

西野孝[ニシノタカシ]
工学博士。1985年神戸大学大学院自然科学研究科物質科学専攻博士課程中退。現在、神戸大学大学院工学研究科応用化学専攻教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

高分子科学を学問的にまとめた、分野の概念が理解できる教科書です。読めば高分子科学に自然と興味がわき、末長く使える1冊。本書は学問としての高分子科学をまとめた教科書です。
内容はシンプルに「合成」「構造」「物性」の三本柱で構成し、これらを幹として高分子材料(機能性高分子)や生体高分子などの枝葉はある程度削ぎ落としました。一方で、高分子の発展において重要な鍵となる発見については、そこに至る背景や経緯を述べることに努めました。また、現在最先端で行われている高分子の研究についても、その基本概念や目的について触れることを重視しました。

「第1章 高分子―その発展の歴史と特徴」では、まず「高分子とは?」という基本的な問いに答えるために、巨大な分子であることによる独特の性質について述べ、次いで高分子の概念が確立されるまでの研究者たちの論争や研究者の粘り、直感の重要性などを紹介し、研究者としての心構えまでをも伝えることを試みました。
「第2章 高分子の分子形態」では、高分子の基礎知識にあたる一次および二次構造や、高分子において重要な分子量・分子量分布およびその測定法について解説しました。
「第3章 高分子の生成反応と高分子反応」では、基本的かつ重要な高分子の生成反応(重合反応)ならびに高分子反応について具体例を交えて詳述しました。
リビング重合による精密制御された構造をもつ高分子を設計・合成することの重要性に鑑み、「第4章 高分子の分子構造制御」にはかなりの頁を割きました。
「第5章 高分子の高次構造」で固体・非晶・溶液などの状態における高分子の構造について解説した後、「第6章 高分子の固体物性」でそれらの集合体としての高分子物質の普遍的な性質を述べ、高分子独特の固体物性へと展開しました。第6章の最後では、最近特に重要性を増している高分子表面・界面の性質についても解説しました。

全体を通して、高分子科学に自然と興味が持てるような、研究者になりたいと思えるようなつくりを心がけました。
高分子科学の概念が深くわかる1冊で、末永く使えることは間違いありません。高分子科学に関する最高の教科書と、自信をもってお薦めします。

第1章 高分子―その発展の歴史と特徴
1.1 高分子とは
1.2 産業としての高分子の歴史
1.3 学問としての高分子の歴史

第2章 高分子の分子形態
2.1 高分子の一次構造
2.2 高分子の二次構造
2.3 特殊形状をもつ非線状高分子
2.4 高分子の分子量と分子量分布

第3章 高分子の生成反応と高分子反応
3.1 高分子生成反応の特徴
3.2 代表的な高分子の構造と合成法
3.3 連鎖重合
3.4 逐次重合
3.5 高分子の反応

第4章 高分子の分子構造制御
4.1 リビング重合
4.2 高分子構造の精密制御

第5章 高分子の高次構造
5.1 溶液,融体,非晶の構造
5.2 高分子の固体構造
5.3 高分子の結晶構造
5.4 結晶弾性率
5.5 球晶
5.6 結晶化度
5.7 配向構造
5.8 成形加工

第6章 高分子の固体物性
6.1 高分子の熱的性質
6.2 高分子の力学的性質
6.3 高分子の粘弾性
6.4 重ね合わせの原理
6.5 ゴム弾性
6.6 表面性質

東 信行[ヒガシ ノブユキ]
同志社大学 理工学部機能分子・生命化学科 教授

松本 章一[マツモト アキカズ]
大阪府立大学 大学院工学研究科物質・化学系専攻 教授

西野 孝[ニシノ タカシ]
神戸大学 大学院工学研究科応用化学専攻 教授