出版社内容情報
divやgrad、rotはこわくない。線形代数の復習からはじめるので初心者でも安心。コンパクトにまとめたテキスト。ベクトルとは何かにはじまり、内積、外積、div、grad、rot、∇、偏微分や積分に至るまで、基本に絞り解説する。要点整理や見やすい図など、カラーをいかした学びやすい紙面で、工学部専門基礎科目テキストに好適。
はじめに
第I部 ベクトルと内積・外積
1 ベクトルの基本
2 ベクトルの成分表示
3 ベクトルの内積
4 ベクトルの外積
第II部 勾配・発散・回転
5 スカラー場の勾配
6 ベクトル場の発散
7 ベクトル場の回転
8 ベクトル公式
第III部 線積分・面積分
9 ベクトルの微分と曲線
10 スカラー場の線積分
11 ベクトル場の線積分
12 スカラー場の面積分
13 ベクトル場の面積分
14 ガウスの発散定理
15 ストークスの定理
問題略解
参考文献
索引
宮本 智之[ミヤモト トモユキ]
著・文・その他
植之原 裕行[ウエノハラ ヒロユキ]
著・文・その他
内容説明
ベクトル解析は、さまざまな分野で広く用いられていて、工学の基礎の1つである物理学を学ぶうえでは必要不可欠な学問分野です。本書は、おもに工学の諸分野で必要となるベクトル解析の内容をできるだけ平易に理解できるように解説したものです。
目次
第1部 ベクトルと内積・外積(ベクトルの基本;ベクトルの成分表示;ベクトルの内積;ベクトルの外積)
第2部 勾配・発散・回転(スカラー場の勾配;ベクトル場の発散;ベクトル場の回転;ベクトル公式)
第3部 線積分・面積分(ベクトルの微分と曲線;スカラー場の線積分;ベクトル場の線積分;スカラー場の面積分;ベクトル場の面積分;ガウスの発散定理;ストークスの定理)
著者等紹介
宮本智之[ミヤモトトモユキ]
博士(工学)。1991年東京工業大学工学部電子物理工学科卒業。1996年東京工業大学大学院総合理工学研究科物理情報工学専攻博士課程修了。現在、東京工業大学精密工学研究所准教授
植之原裕行[ウエノハラヒロユキ]
博士(工学)。1987年東京工業大学工学部電子物理工学科卒業。1989年東京工業大学大学院総合理工学研究科物理情報工学専攻修士課程修了。現在、東京工業大学精密工学研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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