メタマテリアルハンドブック基礎編

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  • サイズ A5判/ページ数 1007/高さ 23cm
  • 商品コード 9784061565173
  • NDC分類 501.4
  • Cコード C3042

出版社内容情報

膨大なボリュームで書かれたハンドブックの待望の翻訳書。基礎編では、理論および概念が歴史的背景を含めて丁寧に解説されています。膨大なボリュームで書かれたメタマテリアル分野のハンドブックの翻訳書。著者は欧米で第一線で活躍中の研究者。基礎編では、あらゆる用途に対する理論および概念が、歴史的背景を含めて丁寧に解説されています。

第I部 一般概念
第1章 メタマテリアルの歴史的事項/第2章 相反性複合媒質の物質パラメータと電磁場のエネルギー/第3章 複合媒質の電磁気学における対称性の原理と群論的方法/第4章 微分形式と電磁気的物質
第II部 メタマテリアルのモデリングにおける原理
第5章 人工物質のためのモーメント法の基礎/第6章 周期構造に対するFDTD法/第7章 単純な形状をした粒子の分極率/第8章 ナノ散乱体の集団のモデリングにおける単一双極子近似/第9章 混合則/第10章 構造物質の非局所的均質化理論/第11章 メタマテリアルの局所的な物質パラメータを抽出する実験あるいはシミュレーション方法/第12章 光源により励起された周期的人工物質中の電磁場/第13章 層状メタマテリアルのモード特性
第III部 人工磁性体と人工誘電体および負の屈折率媒質
第14章 RFメタマテリアル/第15章 ワイヤ媒質/第16章 分割リング共振器および類似のトポロジ/第17章 1,2,3次元の左手系物質のデザイン/第18章 複合メタマテリアル,負の屈折,集光/第19章 強く結合した散乱体に基づくメタマテリアル/第20章 メタモルフィック材料の理論および設計/第21章 等方性ダブルネガティブ媒質/第22章 回路網トポロジに由来するメタマテリアル/第23章 赤外・可視光領域における負の屈折
第IV部 人工カイラル媒質,複異方性媒質,準結晶
第24章 後進波と負屈折率をもたらすカイラルおよび複異方性物質/第25章 カイラルおよび複異方性物質を用いた負屈折と完全レンズ/第26章 複異方性物質と完全電磁導体/第27章 フォトニック準結晶
第V部 伝送線路メタマテリアル
第28章 伝送線路メタマテリアルの基礎/第29章 コルゲーション付き矩形導波管:右手/左手系複合メタ導波管
第VI部 人工表面
第30章 周波数選択表面と電磁バンドギャップの基礎理論/第31章 高インピーダンス表面
第VII部 可変および非線形メタマテリアル
第32章 特性可変表面:モデル化と実現/第33章 可変メタマテリアルの構成成分としての強誘電体/第34章 多層系およびパターン化された磁気構造におけるスピン波/第35章 非線形メタマテリアル/第36章 磁気誘導波I:理論


フィリッポ・カッポリーノ[フィリッポ カッポリーノ]
編集

萩行 正憲[ハンギョウ マサノリ]
著・文・その他

石原 照也[イシハラ テルヤ]
著・文・その他

真田 篤志[サナダ アツシ]
著・文・その他

内容説明

主要なトピックスを完全に網羅!学際領域の全体像が歴史的背景も含めて十分に俯瞰できる。本分野の魅力が凝縮。

目次

第1部 一般概念
第2部 メタマテリアルのモデリングにおける原理
第3部 人工磁性体と人工誘電体および負の屈折率媒質
第4部 人工カイラル媒質、複異方性媒質、準結晶
第5部 伝送線路メタマテリアル
第6部 人工表面
第7部 可変および非線形メタマテリアル

著者等紹介

カッポリーノ,F.[カッポリーノ,F.] [Capolino,Filippo]
1967年イタリア、フィレンツェ生まれ。イタリアのフィレンツェ大学で1993年にLaurea degree(優等)、1997年に電気工学の博士号を取得。現在はカリフォルニア大学アーバイン校の電気工学およびコンピュータサイエンス部門に所属。2002年から現職に至る前までは、イタリアのシエナ大学の情報工学科に所属。1997年から1998年はマサチューセッツ州ボストン大学の航空宇宙および機械工学科でフルブライト奨学生として研究を行い、1998年から1999年はItalian National Research Councilからの助成金によりそこで研究を続けた

萩行正憲[ハンギョウマサノリ]
理学博士(故人)。1981年京都大学大学院理学研究科物理学第一専攻修了。その後、大阪大学工学部助手、同大学超伝導エレクトロニクス研究センター助教授、教授を経て、2004年より同大学レーザーエネルギー学研究センター教授。2014年に逝去

石原照也[イシハラテルヤ]
理学博士。1984年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程中退。東北大学理学部助手、広島大学工学部助教授、理化学研究所フロンティア研究システムチームリーダーを経て、2003年より東北大学大学院理学研究科物理学専攻教授

真田篤志[サナダアツシ]
博士(工学)。1994年岡山大学大学院自然科学研究科博士課程修了。米国UCLA Research Associate、ATR客員研究員、NHK技術特別研究員、山口大学工学部助手、助教授などを経て、2011年より同大学大学院理工学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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