出版社内容情報
穴井 宏和[アナイ ヒロカズ]
著・文・その他
内容説明
最適化問題の種類は多数あり、さらにその種類ごとにアルゴリズムが複数存在する。実務家が最適化を使いこなすために、最適化ソルバーの背景にある理論およびアルゴリズムについて知っておくべき必要最小限の内容を整理した。「つくる」より「使う」立場なら、これで知っておくべきことがわかる。
目次
第1章 最適化事始め
第2章 最適化のこころ
第3章 数理最適化の基本アルゴリズム
第4章 メタヒューリスティックス
第5章 数式処理による最適化
第6章 多目的最適化
第7章 実問題解決のための心得
著者等紹介
穴井宏和[アナイヒロカズ]
博士(情報理工学)。1989年鹿児島大学理学部物理学科卒業。1991年鹿児島大学大学院理学研究科物理学専攻修士課程修了。現在、富士通研究所主管研究員、九州大学マス・フォア・インダストリ研究所教授、国立情報学研究所客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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(前半を読了)主に非線形最適化について解説している。非線形最適化手法と背景の理論の概観を得るのにとても良かった。良かった点:(1)実用的なソルバー(MATLABのfminconとか)で使われている手法が解説されている(2)ツールの使い方ではなく(それは一切出てこない)、あくまで数理的な原理・アルゴリズムの説明がされているが、数式だけでなく言葉と図による説明が豊富にあるので読みやすい(3)定理の証明を省いた箇所では、その都度証明が載っている日本語の本を紹介してくれている。2014/07/06
かるごん
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最適化の世界のジャンル分けが何となくわかった気がする...はず2017/08/25
tamagosandwitch
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専門書を読む前の地図に2014/07/28