今日から使えるシリーズ
今日から使える複素関数

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784061556638
  • NDC分類 413.52
  • Cコード C3341

内容説明

深遠ながら楽しい複素数の世界へようこそ!虚数や複素関数がいかに役立つかが実感できる比類なき複素関数・名講義、ここに開講。

目次

第1章 虚数・揺籃の時:神の精神の隠れ家
第2章 虚数・飛翔の時:実数関数から複素関数へ
第3章 意外に簡単:複素関数の微分と正則関数
第4章 変幻自在:複素関数の積分
第5章 整形手術:複素関数の級数展開
第6章 円熟の境地:留数定理で積分パワーを大幅アップ
第7章 超人伝説:困った時の等角写像
第8章 伝家の宝刀:コーシーの主値積分
第9章 超越旅行:解析接続とリーマン面
第10章 百花繚乱:複素世界の華・特殊関数たち

著者等紹介

飽本一裕[アキモトカズヒロ]
1954年山口県生まれ。広島大学理学部物性学科(現・物理科学科)卒、カリフォルニア州立大学大学院物理・天文学科修士課程を経て、メリーランド大学大学院物理・天文学科博士課程修了。Ph.D.。ロスアラモス国立研究所を経て、帝京大学大学院理工学研究科教授。専門は広い意味でのプラズマ理工学、環境科学など。自身、高校までは学校の勉強が嫌いだったので、勉強嫌いの学生たちに学問の面白さを伝えることをライフテーマとしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

御光堂

4
軽く読める読み物風の入門書の体裁だから易しそうかと思うとなかなか手ごわい。例が物理の具体的なのになると、物理の知識も要求される。留数による実定積分の解説をもっと詳しくやって欲しかった。練習問題は少ないながらも載っているが解答が不親切。2017/03/28

Caesar

1
わかりやすく本質を説明してくれる良書。2016/05/21

tsuyoshi555

0
「誰でも山に登ったことがあるでしょう。徒歩にせよ自動車にせよ、高いところから眺める景色は広々として気持ちのよい別世界です。すると往々にして新たな事実に気付きます。実は実数の世界から複素数の世界に移行すると同じようなことが体験できるのです。」偉大なる先人たちの道標をたどる。道無き道を歩き道に迷う先人が多くいたに違いない@Sun2016/01/30

壱萬弐仟縁

0
なかなか文系出身の評者にはわからない部分が多いが、ミク友の方が丁寧にご説明されているので、ついていくために借りてきた本。面白いのは、複素関数の歴史が18世紀に出てきていること。また、ストークスの定理とガウスの発散定理の図式が、xyzの3次元図示されていて、周回積分が面白いと思える。また、三角関数の加法定理は、複素が付いても成り立つ、というので、高校生がやや疑問に思う場合は、本著で補い、大学レベルの数学の橋渡しにすればよいと思った。2012/06/15

ユーザー名

0
前半はとても分かりやすいが、後半からとても難しい。ベディーかわいい。2011/06/22

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