出版社内容情報
環境についてヒトの健康の視点でまとめた教科書。生態系、環境史、地球環境問題、生活環境や典型公害などを健康とのかかわりで学ぶ。環境についてヒトの健康の視点でまとめたテキスト。生態系としての環境、環境史、地球環境問題から時間的空間的把握を目指し、身近な生活環境や典型公害などから健康とのかかわりを学ぶ。大学教養や公衆衛生に最適。
【人と環境編】
1. 人と環境のかかわり 2
1.1 環境とは 2
1.2 生態系とは
2. 環境問題の歴史
2.1 世界における環境問題の変遷
2.2 日本における環境問題の変遷
3. 地球環境問題
3.1 地球環境問題は相互関連性の強い現象である
3.2 地球環境問題
3.3 地球環境問題を克服し,持続可能な社会を構築するには
4.環境保全
4.1 環境行政,環境対策
4.2 環境モニタリング
4.3 化学物質対策
4.4 環境マネジメントシステム
【環境と健康編】
5. 生活環境と衛生
5.1 気候,季節
5.2 温熱環境
5.3 圧力環境
5.4 衣服の衛生と健康
5.5 住居の衛生と健康
5.6 衛生動物
6. 空気と大気汚染
6.1 空気組成と主要成分
6.2 大気汚染と環境基準
7. 水と水質汚濁
7.1 上水
7.2 下水
7.3 水質汚濁
8. 土と土壌汚染,地盤沈下
8.1 土と土壌汚染
8.2 地盤沈下
9. 音と騒音,振動
9.1 音と騒音
9.2 振動
10. においと悪臭
10.1 においの強さと悪臭
11. 廃棄物
11.1 廃棄物の分類と処理
11.2 廃棄物の現状
12. 放射線
12.1 非電離放射線
12.2 電離放射線
12.3 放射線の管理・防護
13. 最近の化学物質による環境問題
13.1 化学物質過敏症
13.2 シックハウス症候群
13.3 農薬
13.4 残留性有機汚染物質
13.5 ダイオキシン類
13.6 内分泌撹乱化学物質(環境ホルモン)
13.7 ナノマテリアル
14.化学物質と人の健康の因果関係を調査するための手法
14.1 化学物質の有害作用に関する情報
14.2 疫学
14.3 疫学の方法
川添 禎浩[カワゾエ サダヒロ]
編集
内容説明
「環境と健康」編では、生活に身近な環境の衛生に触れ、典型7公害に対する基礎的事項と健康とのかかわり、規制基準、現状と対策などを述べるとともに、廃棄物や放射能に関する事項を含めた。化学物質による新しい環境問題の現状も取り上げ、化学物質と人の健康の因果関係の調査について具体例を示して解説している。
目次
人と環境編(人と環境のかかわり;環境問題の歴史;地球環境問題;環境保全)
環境と健康編(生活環境と衛生;空気と大気汚染;水と水質汚濁;土と土壌汚染、地盤沈下;音と騒音、震動;においと悪臭;廃棄物;放射線;最近の化学物質による環境問題;化学物質と人の健康影響の因果関係を調査するための手法)
著者等紹介
川添禎浩[カワゾエサダヒロ]
1987年長崎大学大学院薬学研究科修士課程修了。1990年、長崎大学大学院薬学研究科博士後期課程単位取得満期退学。京都府立大学大学院生命環境科学研究科准教授を経て、京都女子大学家政学部食物栄養学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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