出版社内容情報
小川 裕司[オガワ ユウジ]
著・文・その他
内容説明
予備校の人気講師・小川裕司先生が満を持して放つ待望の学習参考書!大学の有機化学は範囲がとても広い。そこで試験に頻出する重要ポイントを厳選。予習・復習から試験直前の総点検まで、いろいろ役立つ価値ある1冊をアナタに。
目次
構造(電子の軌道と化学結合;分子の構造と極性)
アルカンとシクロアルカン
アルケン、シクロアルケン、アルキン
異性体―特に立体異性体
ハロアルカン
ベンゼンと芳香族炭化水素
アルコール
エーテル
カルボニル化合物―アルデヒドとケトン
カルボン酸
アミンとニトロ化合物
ベンゼン置換体の性質と反応―フェノール類とハロゲン置換体
著者等紹介
小川裕司[オガワユウジ]
1983年東京大学大学院薬学研究科薬学専門課程修了(薬学博士)。1983‐89年相模中央化学研究所博士研究員。1986‐88年ペンシルバニア大学化学科博士研究員。1988‐89年北里研究所博士研究員。1990‐93年東京大学応用微生物研究所非常勤講師。1989年‐河合塾化学科講師
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感想・レビュー
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りんご
2
単位はなんとか(笑)取ったけど、問題集として。平易で短い説明なのでサクッと読める、飽きる前に終われる。ただ反応機構はほぼ載ってないのでちょっと暗記寄りかな。2017/05/14
チクタクマン
0
大学レベルの有機化学にチャレンジすべく手に取る。いくつかの種類に分かれる有機化合物を、それぞれ「どう合成されるのか」、「他の物質とどんな反応をするのか」という視点から解説されている。図解も豊富で理解の助けになった。2016/10/09
まるさ
0
大学で学ぶ化学結合論をベースとした有機化学について書かれた本。高校では暗記中心だったが化学結合論を先に知っていれば体系的に理解できて砂を食む暗記に苦労せず済んだのにと少し後悔。2015/05/25
よふかし
0
あくまで入門書。とっかかりとして読むのには適していると思うし、この本をちゃんと理解していれば有機化学はスムーズに理解できると思う。ただし、化学系の人はこの本だけでは足りないのでほかの本で補うとよい。2013/07/15