出版社内容情報
生命科学分野での利用をわかりやすく解説。ESRのなぜ、どうしてにQ&A形式で答え、数式は最小限にとどめ原理から解析法まで解説。またフリーラジカルが関係する疾患の実例をあげESRの応用も解説。
内容説明
Q&Aでとっつきやすく入りやすい入門書。活性酸素・活性窒素・フリーラジカルの研究に不可欠なESRを基礎理論からスピンラベル法、スピントラッピング法、ESRイメージングまで生命科学者向けにやさしく解説。
目次
第1章 ESRの基礎知識
第2章 ESR測定で得られる情報
第3章 装置の使い方
第4章 生命科学分野への応用方法
第5章 ESR装置の基礎知識
第6章 スピントラッピング法、スピン酸化法
第7章 スピンラベル法
第8章 金属錯体のESR
第9章 ESR画像装置
第10章 ESR測定を初めて行う人のために
著者等紹介
河野雅弘[コウノマサヒロ]
理学博士、博士(医学)。1971年愛媛大学文理学部化学科卒業。現在、東北大学未来科学技術共同研究センター教授
吉川敏一[ヨシカワトシカズ]
医学博士。1973年京都府立医科大学医学部医学科卒業。現在、京都府立医科大学医学部教授
小澤俊彦[オザワトシヒコ]
薬学博士。1974年東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了。現在、横浜薬科大学薬学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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