内容説明
本書はこれまでに行われた放射性核種の体内挙動および除去法に関する研究を、メカニズムの面から整理したものである。そのため、臨床的に使用可能なものだけに焦点をしぼることなく、副作用のために利用されていないもの、あるいは効果が少ないために見捨てられてきたものを、あえて捨いあげて解説をしている。
目次
1 放射性核種の生体内挙動(放射性ヨウ素;放射性セシウム ほか)
2 生体内放射性核種除去のメカニズム(希釈による除去;錯体の生成による除去 ほか)
3 除去方法の実際(放射性核種の人体内への侵入;放射性核種の除去方法 ほか)
4 参考資料(おもな人体内摂取事故例;人体実験例(アメリカの核モルモット))