内容説明
RNAの研究は、生命科学の常識を覆してきた。ノーベル賞を受賞した研究を初心者にもわかりやすく解説し、RNAの分子生物学の全体像に迫る。
目次
序章 変身を重ねるRNA像
第1章 はじめてのRNA合成
第2章 遺伝暗号の解読とタンパク質合成
第3章 逆転写酵素の発見
第4章 レトロウイルスのがん遺伝子は細胞起源
第5章 RNA酵素の発見
第6章 分断された遺伝子の発見
第7章 真核生物の転写の分子機構
第8章 RNA干渉の発見
著者等紹介
菊池洋[キクチヨウ]
1971年東京農工大学農学部農芸化学科卒業。1973年東京農工大学大学院農学研究科農芸化学専攻修士課程修了。1978年農学博士。ヴュルツブルク大学研究員、三菱化学生命科学研究所主任研究員をへて1995年豊橋技術科学大学工学部教授。2008年より豊橋技術科学大学副学長を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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