疲労の科学―眠らない現代社会への警鐘

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  • サイズ B5判/ページ数 238p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784061536678
  • NDC分類 493.1
  • Cコード C3047

内容説明

科学技術庁(現文部科学省)は、振興調整費による生活者ニーズ対応研究として平成11年度より「疲労および疲労感の分子・神経メカニズムとその防御に関する総合研究」の班を組織し、世界初の科学的メスを入れた。本書では、その研究の一端を紹介すると同時に、多角的な視点から疲労を科学し、各種の疲労回復戦略の実体を紹介した。疲労回復ホームページに加え、上方芸能、お笑い、銀座・赤坂・六本木の達人達や北新地・ミナミの巨匠達など…、疲労回復特効薬として忙中閑話を追加している。

目次

1部 ヒトはなぜ疲れるか(疲労の実体と研究の現状;疲労の神経病理;肉体の疲労と心の疲労;社会構造と疲労;慢性疲労症候群)
2部 疲労回復戦略(薬食のデザインと疲労回復;理学的疲労回復戦略;精神的疲労回復戦略;疲労回復情報)

著者等紹介

井上正康[イノウエマサヤス]
1974年岡山大学大学院医学研究科修了(医学博士)。1978年熊本大学医学部講師。1983年熊本大学医学部助教授。1989年より米国タフト大学医学部客員教授。1992年より大阪市立大学医学部教授(生化学・分子病態学)

倉恒弘彦[クラツネヒロヒコ]
1987年大阪大学大学院医学研究科修了(医学博士)。1994年より大阪大学医学部講師(血液・腫よう内科学)。2000年より米国防疫センターCFS診断基準改訂準備委員

渡辺恭良[ワタナベヤスヨシ]
1980年京都大学大学院医学研究科修了(医学博士)。1984年大阪医科大学医学部講師。1987年より大阪バイオサイエンス研究所部長。1993年よりスウエーデン・ウプサラ大学医学部客員教授。1999年より大阪市立大学医学部教授(生理学・システム神経科学)
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