講談社火の鳥伝記文庫<br> 黒田官兵衛

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講談社火の鳥伝記文庫
黒田官兵衛

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  • サイズ B40判/ページ数 194p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061499133
  • NDC分類 K289
  • Cコード C8223

出版社内容情報

信長、秀吉、家康の三英傑を驚かせ警戒させた天才軍師の波乱万丈の一代記。乱世をかいくぐった智力に現代を生き抜くヒントがある!長篠の戦いで武田勝頼を破った織田信長に播州攻略法を説いた黒田官兵衛は、信長からふたつのものを授かった。ひとつは名刀「圧切(へしきり)」、もうひとつは木下藤吉郎、後の豊臣秀吉である。信長はふたりに播州平定を命じ、官兵衛は瞬く間に秀吉にとってなくてはならない存在となっていくが、この出会いはお互いにとって運命的なものだった。数年後、本能寺の変が起こり、信長自害の報せに呆然自失となる秀吉に、官兵衛は毛利輝元とただちに和睦をし、明智光秀を討つようにと策を献じたのである。いわゆるこの「中国大返し」によって、官兵衛は秀吉の天下取りを実現へと運んでいく……。

楠木 誠一郎[クスノキ セイイチロウ]
著・文・その他

内容説明

敵の意表をつく戦術で次々と戦を勝利に導き、豊臣秀吉の天下統一の立て役者とまでなった天才軍師黒田官兵衛。しかし、その一生は実は苦悩と葛藤の連続だった。智力で乱世を生き抜いた男の光と影に満ちたドラマ。

目次

1 織田信長に仕える(母の死を乗りこえて;軍師の芽生え;毛利か織田か;人質の運命;有岡城幽閉;官兵衛救出作品)
2 豊臣秀吉の右腕となる(二年半の月日;備中高松城水攻め;本能寺の変、急報来る;中国大返しの奇策;キリシタンになった官兵衛;父の死と長政の失敗)
3 徳川家康に賭ける(秀吉に恐れられる;小田原攻めの交渉役;名ばかりの軍師;秀吉の死が招くもの;そなたの左手は)

著者等紹介

楠木誠一郎[クスノキセイイチロウ]
1960年、福岡県生まれ。日本大学法学部卒業後、歴史雑誌編集者を経て作家となる。『十二階の柩』(講談社)で小説デビュー。『名探偵夏目漱石の事件簿』(廣済堂出版)で第8回日本文芸家クラブ大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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