講談社現代新書
水族館狂時代―おとなを夢中にさせる水の小宇宙

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  • サイズ 新書判/ページ数 228p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061498648
  • NDC分類 480.76
  • Cコード C0276

内容説明

刺激と快感と癒しの空間、生命あるものの棲み家。それが水族館だ。

目次

プロローグ 水族館をめぐる“おとなの話”
第1章 水族館の誕生
第2章 ニッポンの水族館
第3章 水槽のなかのスターたち
第4章 水族館狂の系譜
第5章 水族館のできるまで
第6章 アメリカ水族館紀行
エピローグ 生命あるものの棲み家

著者等紹介

奥村禎秀[オクムラヨシヒデ]
1942年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。テレビCMのほか映像記録等のディレクターから、イベント事業のプロデュースを経て、現在は水族館をはじめ、動物園、植物園の企画・設計のコンサルタントを専門としている。これまで名古屋港水族館、かごしま水族館、島根県ゴビウス、秋田男鹿水族館、沖縄美ら海水族館などの建設に関わった。最近では、若いころからの登山、森林、里山での生活経験と、動植物に関する知識や熱帯放浪での体験を活かし、海・川といった水域だけでなく、陸域と関わるコンサルタント業務に携わることも多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

309
現在、日本にある登録水族館は68館だそうだ。水族館といって思い浮かべるのは、沖縄美ら海水族館、海遊館、葛西臨海水族園?たしかに水族館は楽しい。本書は水族館をめぐるあれこれを随筆風に書いたもの。編集上の体系性は感じるものの、もう少し自由な(恣意的な?)編集方針だ。水族館への限りない愛は十分に感じられる。水族館はいいと、ほんとうに思う。コンラート・ローレンツは言う。水槽を一つ用意すれば、そこに我々は生態系を見ることができるのだと。編中ではアメリカの水族館はさすがにすごい。ぜひとも行ってみたいものだ。2016/10/25

morinokazedayori

38
★★★★水族館は人と自然の共生を促す教育・研究・娯楽施設である。人々の知的好奇心を満たしたり癒しをもたらすだけでなく、地球環境を考える場でもある。水族館の歴史あり、国内外の水族館や人気の水生生物の紹介あり、沖縄美ら海水族館の建設に携わった著者による水族館トリビア。科学技術の進歩や文化の推移により、展示形態は変化する。水族館としての役割を担いつつ、人々の期待に応える施設であり続けるための、館長ら水族館関係者の熱い思いが垣間見える。2016/08/20

寝落ち6段

22
水族館は好きで、一人でも行くことがある。今年は、久々に名古屋港水族館に行こうと決めている。普段、陸では見ることのできない海生生物を興味深く観察できる。好奇心が已まない。そんな水族館も、生き残りの時代。生物の管理でとんでもない費用が嵩み、研究の目的を果たせない。どのように見せて、どのように客を呼ぶのか。水族館の閉館は、その国の知性の消失だと思う。水族館を含め各種博物館を取り巻く現状は、本書06年からどのように変わっているのか。良くなっていてほしいものだが、物価高で苦しいという報道も聞いた。2025/04/13

あるぱか

3
水族館が好きで、それにまつわるエトセトラを知るのも楽しいのでかりてみました。日本や世界の水族館の特徴や、作り方など、多方面から水族館を知ることができて面白かったです。2018/02/27

cozy

3
日本には水族館が約100館もある。動物園が巨大な動物や、可愛い動物、珍獣等で、集客していたとき、大きな動物が少ない水族館は苦労した。でも、その後の展示の工夫で水族館はたくさんの魅力で溢れている。いろんな水族館の事例や、展示動物や魚等のことが詳しく書かれていてとても面白いし勉強になる。またいろんな水族館にいきたい。たしかに、「研究、娯楽、保全、繁殖、教育、芸術」と水族館の役割はいっぱいあるが、生物を、本気で愛して、本気で造られた施設なら、そのどれに重きを置いていようが素晴らしいのかもしれない。2015/05/30

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