内容説明
第一印象を制する礼儀正しい生意気のすすめ、悪口、お世辞による観察眼の鍛え方、敬語の意外な役割など、舌鋒鋭く世を生き抜くための刺激的「話し方」講座。
目次
対話とその悪
お世辞について
悪口について
虚偽と韜晦
礼儀と挨拶
敬語について
社交と立場
紹介と自己
多弁と無言
観察と刺激
焦りと緊張
話題について
結び―言葉の快と悪と
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みゃーこ
30
何が善で何が悪なのかは個人のこだわりによって異なる。あらゆることに意識的であるためには、確かにたくさんの知識や情報は不可欠になってくる。決して相手の責任ではないということだ。観察眼を鍛え、相手の歓心を買うのは魂胆を明らかにすさらrすことが恥ずかしいと思うからであるという。とにかく相手を観察し、欠けている物や特異な者、不安に感じている物、を研究することだ。相手を知ることをなおざりにしてきた自分が恥ずかしい。褒め言葉は相手につたwらないが悪口は良く地伝わると思った方がいいということか。 2015/06/21
mitei
23
結構読みやすかったし、ちょっとした挑発も入れていたので印象に残りやすく流石に有名な評論家は違うなと思った。2011/04/20
阿部義彦
15
こちらも前に読んだ「悪の読書術」同様、女性誌『FRaU』に連載されたのをまとめた物です。うーん、読書術は具体的で個々の作家にも言及して、立派な読書案内になって楽しかったですが、こちらはうーんと言う感じ。女性はその辺は海千山千なので、ここに書かれた戦略的会話を無意識の内にやってるので、別に今更学問と紐づけて尤もらしく解かれてもー、ふーんという感じだったりして。私みたいな男性相手なら分かるが、釈迦に説法かも、イマイチでした。2023/12/19
白義
12
福田和也の悪シリーズって正直薄そうだなあって印象があったけど、これはとても面白かった。人とのコミュニケーションについて意識的になる、ってことはつまり人の他者性をはっきり知ることなんだ、っていう意識が文章の背後にあるからだろう。親しみや場の構築としての悪口や、他人とコストをかけず距離を取るための礼儀と、ナイーブな人は驚きそうだけどその通りですよね、という話ばかり。悪というのも納得で、鈍感な性善説は人の他者性を覆い隠しちゃうんだよね。ただ、悪というか当たり前の話ばかり、と思っちゃうのが十分悪かも(笑)2012/05/20
父さん坊や@FIRE
11
こんな本も昔読んでいたことを告白しなくては。福田和也さん、一時期保守層に、文藝春秋読者層に受けていた作家さんだったとおもいます。 この本のひとつの核心は「人間同士は言葉で理解するもの」だが、「言葉自体の制約のせいで人間同士は理解しあえない」と言った諦念だと理解してます。 今にして思うのは、彼は「ひとはその人にとっての世界観の中で生きる」ことができる、それしかできない、ことを彼の論拠の枠組みから落っことしているのではないのかな、と感じます2025/09/27
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