交通新聞社新書<br> 関西人はなぜ阪急を別格だと思うのか - ブランド力を徹底検証!

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交通新聞社新書
関西人はなぜ阪急を別格だと思うのか - ブランド力を徹底検証!

  • 著者名:伊原薫
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 交通新聞社(2020/08発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784330062204

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内容説明

■目次
第1章 関西における阪急の威力 ―信頼を築く―
第2章 「電車」の概念を変えた阪急 ―伝統を守り、進化する―
第3章 駅とサービスに見る、こだわり気質 ―創意工夫を凝らす―
第4章 順風満帆か波乱か? 阪急の歩み ―挑み、前進する―

■著者紹介
伊原 薫(いはら かおる)
1977年大阪府生まれ。鉄道ライター・カメラマン。京都大学大学院都市交通政策技術者。『鉄道ダイヤ情報』『旅の手帖』『鉄道ジャーナル』などの鉄道・旅行雑誌や、「Yahoo!ニュース個人」「乗りものニュース」などのWebニュースで執筆するほか、テレビ番組への出演や監修、地域公共交通に関する講演・アドバイスなど、幅広く活動する。著書に『「技あり!」の京阪電車』(交通新聞社)、『大阪メトロ誕生』(かや書房)、『国鉄・私鉄・JR 廃止駅の不思議と謎』(実業之日本社・共著)など。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

86
鉄道ライターの伊原薫さんが交通新聞社から出発した本だから、トリビア満載の鉄道ファン大喜びの一冊だろう。私は鉄っちゃんでは全くないが、知らなかった知識にたくさん出会い、一関西人としてとても楽しく読んだ。ターミナル百貨店、動く歩道、自動改札、駅ナカ・コンビニなど次々と日本初の取り組みを重ね、高いブランド力を誇る阪急で、他社にあって阪急にないものが「マスコット・キャラクター」というのが考えさせられる。あえてキャラクターに頼る必要がないほど確乎たるものが、本当の「ブランド」なのだということを教えられる逸話である。2020/11/29

きみたけ

66
著者は京都大学大学院都市交通政策技術者で鉄道ライター・カメラマンの伊原薫氏。関西で圧倒的なブランドを確立している阪急の創業時からの歩み、車両、駅やサービスに表れる個性・こだわりに注目し「阪急ブランド」の強さの理由を紐解く一冊。創業者小林一三の理念が原点にあり、創業以来「沿線住民に豊かな生活スタイルを提案する」が阪急のポリシー。きめ細やかなサービス、マルーン色の車両、窓や日除け構造にもお客様への配慮あって驚きました。ライバル阪神との抗争時代から企業統合後の歩み寄り、今後の路線計画などとても面白い内容でした。2022/04/02

ばう

61
別に鉄道好きでも何でもないのですが。小林一三翁の偉大さは元阪急沿線住民としてはよく知っていましたが、改めて読むとその凄さに脱帽です。沿線開発、百貨店、宝塚歌劇など誕生の経緯は以前から知っていましたが京都線の話にはびっくり!但し鉄オタでも何でもない者としては面白く読めたのは車両へのこだわりについて書かれた第2章まで。後半はさらさら読んでしまったし、この題名は私みたいな外部の人間(?)の受けを狙ってのもの?と感じてしまいました。このタイトルならほぼ第1章で語り尽くされているのでは?まぁよう知らんけど。2020/11/02

shikashika555

45
阪急電車の開業から現在までが 阪急LOVEな著者によって、簡潔ながら彩り豊富な例と言葉で語られる。 小林一三という実業家によって作られた鉄道を中心としたグループ会社であること。沿線開発に力を入れたこと。阪急百貨店食堂のソーライスのエピソードなど、関西人にとっては基礎教養(?)ではあるが、これだけ「阪急愛」が行間からこぼれ落ちるような文で語られると読み応えがある。 また、小林一三の卓越した広告センスは初めて本書で知ることが出来た。 彼と阪急が愛されるのは、広告(言葉)を介して消費者と繋がっているからだな。2020/12/24

おかむら

38
別格かあ。関西の私鉄事情は全く知らないので興味深く読む。阪急の素晴らしさは伝わったが他の私鉄(阪神や京阪?)と比較してほしかったな。沿線住民の気質とかさ。(そういう月曜から夜ふかし的なおちょくりが好きなので)。あとやはり阪急電車に乗ってみたくなります。マルーン色(えび茶)のピカピカの車体にモケットグリーンの座席(アンゴラヤギの毛なんだってー)、そして日よけのヨロイ戸。オサレー! 「阪急のある生活」とは、普段から「中の上の」生活を送ること(あとがきより)、そうざますかー。ちくしょー。2020/11/25

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