講談社現代新書<br> 新版・クラシックの名曲・名盤 (新版)

講談社現代新書
新版・クラシックの名曲・名盤 (新版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 339,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061493209
  • NDC分類 760.8
  • Cコード C0273

内容説明

あまたある名曲・名盤から何をどう聴くか。好評を博した旧版の推薦盤のほか、曲目を大幅に増補、新発売のCDを加えて改訂した決定版。豊穣の音楽世界への新しい道案内。

目次

聖母マリアの夕べの祈り
ヴァイオリン協奏曲集―「四季」
マタイ受難曲
交響曲第四五番嬰ヘ短調―「告別」
交響曲第八二番ハ長調―「熊」
交響曲第二五番ト短調
交響曲第三八番ニ長調―「プラハ」
交響曲第三九番変ホ長調
ディヴェルティメント第一七番ニ長調
協奏交響曲変ホ長調〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新地学@児童書病発動中

94
吉田秀和氏のような文学性はないけれど、楽しんで読めるクラシックの入門書。自分の好みを前面に出して、ポイントをズバッと言い切っているので非常に痛快。言葉にしにくい音楽の美しさを、分かりやすい言葉で表現している箇所が多くて、「そうそう、そうなんだよなあ」と頷きながら読んだ。唯一の不満は、私の一番好きな作曲家であるバッハの曲が1曲しか取られていないこと(マタイ受難曲)。それでも交響曲では、私が一番好きなブルックナーの作品を絶賛している点が嬉しかった。2014/03/28

akira

24
なかなかいいラインナップだった。 名曲のおすすめの名盤を紹介している。まだまだ聴いていない作曲家も多いので、これを機に集めていきたいなと。これまでは交響曲や協奏曲が多かったので、四重奏のような室内楽も買ってみよう。 はじめて聞いた作曲家ベルリオーズ。こんなエピソードがあれば、なおのこと聴いてみたくなる。それにしても深夜の捜索隊は豪華すぎやしないか?? 「失恋の痛手に耐えかねたベルリオーズは雪のパリの町を狂人のように歩きまわり、友人のリストとショパンが一晩中さがしつづけたのは有名な話である」2021/05/13

hr

2
久々の再読。過度の「こうでなければ」の論調と、一貫したカラヤン敵視を除けば、バランスの取れた楽しい本。宇野氏はブラームスとチャイコフスキーを嫌っている(旧版ではどちらも1曲ずつしか取り上げられてなかったかと、、、)が、それも読み物として面白い。ブルックナーを深く聴いてみたいという読者には、宇野氏の文章はいいガイドになる。こんなに情熱的にブルックナーを語る人は稀で、「それほど言うのなら聴いてみようか」という気持ちになること必至。2016/06/26

げんき

1
どうも選曲・選盤ともにラインナップが自分の趣味とはずれるのだけど、それでもこれだけたくさんの名曲・名演が一人の評論家の主観に基づいて紹介されている本というのは貴重だと思う。2023/08/29

fumikaze

1
著者の好みがかなり反映されていると思うが、購入の参考というより読み物として読むと楽しめると思う。2014/05/13

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