内容説明
何がドイツを引き裂き、劇的に統合させたのか。米ソ英仏の反目と敵意の谷間で翻弄され続けた傷ついた大国ドイツ。日本未公開資料を駆使して描く激動の半世紀。
目次
ドイツ占領―分裂の原点
ポツダム会談のあとで―深まる東西対立
二つのドイツ国家誕生
失われた再統一の機会
分裂の恒久化
二つのドイツ国家の接近
だれも予想しなかった転換
ドイツ戦後史を概観する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
104
ドイツ人の書いた、戦後からドイツ統一を経て1993年までの現代史です。ドイツ人が書かれただけあって、東西ドイツに分裂した事情や統一の時までまたその事情をかなり詳しく分析されています。やはり日本人がドイツの資料を基にして書くよりも原資料をもとにしているので、読みやすさがあります。2016/03/12
ジュンジュン
9
「入門」としては、要領良く纏まっているとは言いがたく、ドイツ人には当たり前でも(著者はドイツ人)、日本人にとっては言葉足らずだと思う。内容もまた、最初の分裂期と最後の統一期が引っ付いている感じで、経過が抜けている。訳者のあとがきのほうがずっと分かりやすい。2021/01/11
mtht
0
①西ドイツで成立したアデナウアー政権は西ドイツが西側諸国で認められる中、安全保障問題、自国軍を持つことを進めた。 ②ソ連は当初から統一ドイツが中立化することを念頭に、ドイツの統一を求めていた。 など。訳本であることに由来して、読みにくい箇所が多かった。あとがきで総括的に述べられていたが、そこが最もわかりやすかった。2021/09/18
Shinjuro Ogino
0
2次大戦後の分裂から1990年の再統一まで。本の出版は95年(邦訳。著者はドイツ人)。 89年の再統一の動きが、同年の当初になっても、誰も予想していなかったことを改めて知った。2019/05/17
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