内容説明
ストレスが腰痛を生み、不安が胃潰瘍を生み、行動パターンが病気を誘導する。心身相関に関する最新研究を紹介し、近代医学が引き裂いた「こころ」と「からだ」の統合を目指す新しい医学を提唱する。
目次
1 心身症とは何か
2 心と身体の相関
3 心身症とパーソナリティ
4 心身症の診断と治療
5 身体・心・自己
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ステビア
14
成田先生の深い知性を感じさせる文章が私はたまらなく好きなのである。2016/06/15
オランジーナ@
3
自分自身昔、死の恐怖を強く感じていた時期に、気管支喘息のような症状になり病院に行きましたが治らず苦しんでいました。しかし、ある病院で心身症だと言われ自然に治ったことがありました。本書を読んでみるとまさにその時心身症だったのだと実感しました。俗に言う病は気からというのは、半分くらい正しいのかもしれません。2016/08/04
吟遊
0
学術的な、医学的な、記述だが、1993年出版が古さを感じさせるのと、現場のリアリティにやや欠ける。最後がツァラトゥストラの引用で終わっているのは格好良いが、思想的に走りすぎているか。2015/06/12
bossacafe
0
成人アトピーは心身症だと僕は思うのです。
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- 和書
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