パリの農夫

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784783727279
  • NDC分類 953

内容説明

1926年アラゴン29歳の作品。シュルレアリスト時代最後の小説で、頂点を示すと同時に次の段階への道程を暗示している。青年の幻想を夢を、現実生活を通して描く詩的作品。20年代のパリを描く、実験的な都市小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ラウリスタ~

4
フランス語で講読していたのだが、その難しいこと。日本語で通して読んでみても結局よく分からぬ。こういったシュルレアリスム(というか、シュルレアリスムっぽくはなく、幻想と妙なレアリスムの混合にも思えるが)の文章を翻訳することの難しさ。ブルトンが岩波に入り現在でも広く読まれている?のと比べるとアラゴンは読まれていないほうなんだろう。実際、これを読んで、普通に面白いと感じる人がどれだけいるか。2013/02/01

カコ

2
まさかベンヤミンのパサージュ論がこれの応答として書かれたものだったとは…読み終わってから気づいた。2012/08/03

つだしょ

1
中沢新一の「アースダイバー」を読んで、そのなかで「大学時代から今だによく本棚から出して読んでいる」本として触れられていたので読んだ。ルイ・アラゴンが29歳のときに書いた最後のシュルレアリスム的作品らしい。アンドレ・ブルトンの名前もでてくる。たまにはっとする所があるが、全体的にあまり面白くはなかった。2012/08/19

おさかなマニア

0
フランス文学演習で扱う2014/07/15

はる

0
難解だけれども、目を離せない華麗なレトリック。看板や新聞の切り抜きが挿入されているのがおもしろい。急に寸劇や詩がはじまるのも。2021/08/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/40757
  • ご注意事項

最近チェックした商品