講談社現代新書<br> ユングの性格分析

講談社現代新書
ユングの性格分析

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 207p/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784061489141
  • NDC分類 141.93

内容説明

男の思考型、女の感情型。新人類は直観型、感覚型が目立つ。外向・内向の心の構えに思考・感情・直観・感覚を組み合わせたユングの理念型を紹介し、自己分析の指針を示す。

目次

個性と性格(外向的態度と内向的態度)
対の心理学
「タイプ論」の理論と構成(外向的思考―ねばらない型;内向的非合理―イメージ展開型)
子どもの性格
女性の性格・男性の性格
「新人類」と「旧人類」(感覚と直観の時代)
自分とはなにか

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

37
ユングの考え方というより、自説に偏った点が見られ、そこが残念だった。概要が理解できたのはよかった。2015/08/08

蓮華

13
難解だった。 もっと知識が増えてから再読したい。2017/10/24

またの名

11
幼少期から天才的に数学を解き15歳で大学に飛び級するも感情面が未発達なため社交できず性格破綻者として追い出され、女性を抱かせては三日経たずに次の女性に変えないと暴れるので事情を知らない人から知的に障害があるのだろうと思われてる青年。性格と呼ばれるもののアンバランスな不安定さをここまで極端に示す事例の他にも、内向的・外向的から始まり二分法を重ねて理解する性格理論と、それを通じて説明される諸問題を記述。ユング派の本が昔のダメ議論の宝庫なのは何かの症候かもしれないけど、かと言ってまだ完全に葬り去られてもいない。2018/01/31

ゆきのすけ

5
自分はどうやら内向的な人間に属するようだ。一定の女性にイライラするのは、その人が同性で外向的な人だからかもしれない。人を見ていてイライラしたり不快感を覚えるのは、自分の中のコンプレックスを刺激されるからであり、そのコンプレックスが無意識の領域であるとのこと。自分のコンプレックスを知って、意識していったら、自分の無意識をもう少し知ることが出来そう。この本読む前に、ユングの性格論をまず読むべきだった気がする。2011/02/23

かわかみ

4
MBTIという性格判断法の大本にもなっているユングの性格論。自分を知り、他人を理解しながら、自分らしく成長していく(個性化)ための知恵と言ってよい。日本では、というよりも日本においてだけは、血液型で他人をわかったつもりになるという不思議な社会現象があったがユング心理学はノウハウを超えた思想でもある。現実家と理想家、男と女の間に見られる誤解や無理解についても知見が得られる。2023/05/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/59313
  • ご注意事項