講談社現代新書<br> 上海―疾走する近代都市

講談社現代新書
上海―疾走する近代都市

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  • サイズ 新書判/ページ数 259p/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784061488847
  • NDC分類 292.221

内容説明

粋と無頼が匂いたつ街、SHANGHAI。豪壮な西洋建築が屹立するウォーターフロント空間=外灘(ハンド)。瀟洒なアールデコが華開く領事館世界。租界を一歩外に出れば、中華古来の迷路空間=県城や、蘇州河川向こうの日本人街=虹口(ホンキュウ)。「魔都」を舞台に列強や民族がくり広げる、権力と独立への夢と矛盾。上海をくまなく歩き、河岸にたたずみ、アジアの近代化の意味を、もう一度問い直す。

目次

プロローグ(疾走する上海;都市のゲート)
1 上海都市断章(外灘、あるいは上海バンド;領事館世界;黄浦江水上游覧)
2 黎明の上海(湧き上がる砦;アヘン戦争)
3 租界の誕生(上海の自然;都市空間のゾーニング;土地章程の上海;バンド―租界の原型)
4 租界の発展(工部局の拡充;パンダ・イコノグラフィー;初期インフラストラクチュアの建設;黄浦江改良事業と救世主デレーケ)
5 上海の支配者たち(上海の洋行;サッスーン―上海を従える不動産王;前衛と後衛の建築;電影院にて;錦江倶楽部のアールデコ・プール;錦江飯店から近未来へ)
6 上海の中の中国(県城の近代;旧県城の迷宮世界;南京路百貨空間)
7 幻想の大上海計画(蒋介石の都市計画;宿命の「民族形式」;中国銀行の逆襲;虹口の隠者空間)
8 20世紀末の近未来都市(現代の上海;里弄、もしくは龍の住む集住体)
エピローグ(断然、上海へ;探検やまず日は暮れて)