内容説明
秘密のメンコ・ビー玉のような子ども時代の宝物から、少年期の夢精・自慰のような親にも隠す心や性へと、人間は誰でも発達段階の初期から、他人に対して秘密をいだき始める。自他のあいだに境界線をひく力。自他をグループにくくる力。人間関係を分節し、さまざまな精神病理現象を発現する裏には秘密がある。自己に仮面をつける人みしり、対人恐怖、恥、排除としてのいじめなど、人間形成の原初の場を精神分析する。
目次
第1章 自と他を分ける秘密
第2章 自己感覚としての秘密
第3章 見知られる不安
第4章 秘密への羨望と憶測
第5章 秘密を漏らす
第6章 秘密を暴く
第7章 原光景社会の心理構造



