講談社青い鳥文庫<br> リズム

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講談社青い鳥文庫
リズム

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  • サイズ B40判/ページ数 280p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061487284
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8293

出版社内容情報

中高生のバイブルとして読みつがれてきたロングセラーが、青い鳥文庫に登場!

まわりのことが気になって思うように動いたり笑ったりできなくなったら、心の中でリズムをとるんだ。

ロック青年のいとこの真ちゃんを慕う少女さゆきが自分らしさを探し始める中学3年間の物語。大人になると忘れてしまう中学時代の気持ちや、宝物のように大切な一瞬を丁寧にすくいあげ、「私たちの気持ちを言葉に表現してくれた」と中高生の絶大な支持を得ている森絵都のデビュー作『リズム』と続編『ゴールド・フィッシュ』の2作品を1冊に収録!




森 絵都[モリ エト]
著・文・その他

金子 恵[カネコ メグミ]
著・文・その他

内容説明

ロック青年のいとこの真ちゃんを慕う少女さゆきが自分らしさを探し始める中学3年間の物語。大人になると忘れてしまう中学時代の気持ちや、宝物のように大切な一瞬を丁寧にすくいあげ、「私たちの気持ちを言葉に表現してくれた」と中高生の絶大な支持を得ている森絵都のデビュー作『リズム』と続編『ゴールド・フィッシュ』の2作品を1冊に収録!小学上級から。

著者等紹介

森絵都[モリエト]
1968年東京都生まれ。第31回講談社児童文学新人賞を受賞した『リズム』でデビューし、第2回椋鳩十児童文学賞受賞。著書に『宇宙のみなしご』(野間児童文芸新人賞)、『アーモンド入りチョコレートのワルツ』(路傍の石文学賞)、『つきのふね』(野間児童文芸賞)、『カラフル』(産経児童出版文化賞)、『DIVE!!1~4』(小児館児童出版文化賞)などがある。『永遠の出口』(2004年本屋大賞4位)、『いつかパラソルの下で』(第133回直木賞候補作)など一般小説でも大きな話題を呼んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

bura

62
森絵都2冊目。デビュー作を読んでみる。児童文学であり、講談社児童文学新人賞受賞作品。主人公の中学一年生さゆきが従兄弟の真ちゃんに思いを寄せながら、戻らない過去への苛立ちと未来への葛藤と希望を描いた物語。とても素直な気持ちになれる世界であり、タイトルになっている「自分のリズムを大切にしろよ」というセリフは子供達にとって金言だと思う。そして「今は過去になり未来は今になる」という思いは生きている限りの命題であり、歳を重ねた自分にも突き刺さる。とてもビビッドな感性。なるほど森絵都はここから始まったのか。2023/01/21

たか

32
女子中高生のバイブル的な本。『カラフル』の後に読んだので、やや物足らなく感じてしまった。C評価2017/12/19

Fondsaule

20
★★★☆☆ 森絵都さん原石的な…… 2021/05/27

かいちゃん

19
親に「お前は自分でなんでも勝手に決めて勝手にどこにでも行く」と言われながら、親に内緒で大学を決め、勝手に就職を決め、勝手に上京した僕。真ちゃんに共感するわ。2016/12/26

こゆこゆ

11
昔好きだった本。私はさゆきのお姉ちゃんと同じで目的地を決めたらちゃんと行かないと気が済まないから、さゆきや真ちゃんみたいなコロコロ方向転換する事は許せなくて...でも2人はいつでもどこでも気ままに楽しそうに遊んでて羨ましくて悔しかったって気持ち、すごくわかる。そんなお姉ちゃん、ガリ勉だったのに高校で彼氏が出来た途端性格丸くなっちゃってちょっと笑った。あとは「リズムを大切にしろよ」ってさゆきに常々言ってた真ちゃん。自分の軸を持てってことだよね。大人になった今読んでも響く。忘れてたこと思い出させてくれる感じ。2022/01/09

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