内容説明
「パパはやはり私立探偵になるよ。」とっぴなパパの決断に、千波の家は大騒動!ママや姉さんの大反対のなか、小学5年生の千波だけは応援してあげたい気分です。家族の心配をよそに、パパは子どものころからの夢にむかってまっしぐら。とうとう栗原探偵事務所をスタートしてしまいます。みんなが案じたとおり、お客のないまま1週間。やっと依頼はきたけれど…。ユーモアミステリー!小学中級から。
著者等紹介
那須正幹[ナスマサモト]
広島県生まれ。島根農科大学(現・島根大学)卒業。2000年には、『ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー』で野間児童文芸賞を、「ズッコケ三人組」シリーズで巌谷小波文芸賞を受賞した
武田美穂[タケダミホ]
東京生まれ。絵本作家・イラストレーター。かわいらしさの中にも、情感あふれる作風で人気を集めている。絵本作品には、絵本にっぽん賞を受賞した『ふしぎのおうちはドキドキなのだ』、講談社出版文化賞を受賞した、『となりのせきのますだくん』(ともにポプラ社)などがある
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感想・レビュー
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ダイアナ
2
久しぶりにズッコケでも…と思ったものの棚にあるものは違うなぁと思ったのでたまには違うシリーズでもと借りてきてみた。リストラされた栗原章太郎、幼い頃からの夢である私立探偵になるも飛び込んだ依頼は娘で主人公千波の同級生の飼い犬、チワワのエルザを探して欲しいというもの。中盤で事件は一旦解決し、今度は市中を騒がす怪盗青猫を捕まえることになるのだが…ズッコケ程のキャラの確立はまだなくあっさりしているけど小学生時代に読んだらきっと好きになっていたと思う。シリーズ全作品借りてきてあるので読むのが楽しみ。2019/07/19
かおりん
0
娘図書館本。 何の気なしに手に取ったようですが、割とダークな風合いのミステリ。そして探偵になる!と宣言して脱サラした父親の無能な事(笑) 少し苛々しました。 登場人物たちも個性は弱め。ですが、次巻も手元にあるので、取り敢えずは読みます。2015/11/03
安部農丸
0
ズッコケと比べるとなんか印象に残らない話だったな2013/05/15
kr
0
けっこう面白かった。挿絵もかわいい。ますだくん好きなんだ。 2005/10/14
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怪盗青猫