講談社青い鳥文庫<br> 聖(さとし)の青春

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講談社青い鳥文庫
聖(さとし)の青春

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  • サイズ B40判/ページ数 336p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061486140
  • NDC分類 K796
  • Cコード C8295

出版社内容情報

ベストセラー『聖の青春』の青い鳥文庫版!病院のベッドの上で将棋をおぼえた少年が、やがて一流の棋士として活躍し、志なかばで倒れるまでを描いた感動のノンフィクション。美しく、せつない青春の物語。   小学上級から

内容説明

村山聖は5歳の頃から、腎ネフローゼという病気のために、途方もなく長い時間を病院のベッドの上ですごさなければならなかった。そんなある日、父が聖に「将棋」というゲームを教えてくれた。その日を境に彼の人生は一変する。「ぜったいに名人になってやる。」聖の夢への疾走がはじまった…!!癌のために29歳で亡くなった天才棋士の青春を描いた感動のノンフィクション。小学上級から。

目次

第1章 折れない翼(発病;不思議なゲーム ほか)
第2章 心の風景(師匠;奇妙な生活 ほか)
第3章 彼の見ている海(デビュー;天才と怪童 ほか)
第4章 夢の隣に(自立のとき;よみがえる悪夢 ほか)
第5章 魂の棋譜(帰郷;手術 ほか)

著者等紹介

大崎善生[オオサキヨシオ]
1957年札幌市生まれ。日本将棋連盟に入り、「将棋マガジン」編集部を経て「将棋世界」編集長として活躍。現在は作家業に専念している。著書には、新潮学芸賞、将棋ペンクラブ大賞を受賞した『聖の青春』、講談社ノンフィクション賞を受賞した『将棋の子』(ともに講談社)のノンフィクション、吉川英治文学新人賞を受賞した『パイロットフィッシュ』、『アジアンタムブルー』(ともに角川書店)の小説などがある
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そうたそ

31
★★★★★ どういう手違いか青い鳥文庫版が手元へ届いてしまったのだが、ほとんど内容に差はないかと思い、こちらを読んだ。村山聖という人物のことは知らなかったが、この作品を読むにあたって事前に彼のことを調べてみたところ、東に羽生善治、西に村山聖と言われたほどの天才であったということ。天才の夭逝という結末に当然涙は誘われる。ただ本書の凄さはそれ以上に村山と森の親以上とも言える師弟愛、そして将棋への愛を描き切ったことにあるのではないかと思う。村山聖という人間の魅力にひきこまれた。オールタイムベストに入れたい一冊。2015/04/27

スノーマン

30
村山さん本人の生き生きした魅力や、病気と壮絶に闘いながら将棋と真摯に向き合った人生。読み始めから終わるまで胸が熱くなる。そして、こんな師弟関係があることに感動。どんな関係であれ、愛しい対象がいるという尊さ。私の読んだ青い鳥文庫バージョンでは全部に振仮名つきなので、是非とも子供達も読んでほしい一冊。2019/03/14

しらたま

22
夫が将棋ファンなので、著名な棋士の名前は以前から耳に。私が育児に追われていた時期に、こんなにも激しく人生を全うした青年がいたとは。将棋は病と闘う友であり、また蝕む敵でもあったでしょう。でもまさに命懸けでその道を歩んだ彼を支えた両親や師匠、読むだけで思いが伝わってきました。勝負で人を傷つける分弱いものに限りなく優しかった彼、純粋で無頼で多くの人を魅了した彼、。誤診?がなければ名人位を取れていただろうに。夢に向かって一生懸命頑張ることが尊い、胸に沁みました。筆者の思いのたけを込めた文章がまた、素晴らしい。2017/02/08

まきまき

17
29歳で亡くなった村山九段。病と戦いながら、名人を目指す姿が力強く、また痛々しい。森先生を始め、多くの方の愛情に支えられた短い人生。棋譜を諳んじ、意識が朦朧となりながらも鎮痛剤への怒りをあらわすなど、命が尽きるその時まで名人を追い続けた執念、後半は涙が止まりません。2016/05/29

miu

14
病と闘いながら29歳で亡くなった、天才棋士。映画も泣いてしまいそうなので、一人で見に行きます。森先生の「冴えんなぁ」って言葉が好きです。。2016/10/02

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