講談社青い鳥文庫<br> クレヨン王国 道草物語

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講談社青い鳥文庫
クレヨン王国 道草物語

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  • サイズ B40判/ページ数 229p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061485969
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8293

出版社内容情報

いよいよ、サード王子ご一家はご帰還か? クレヨン王国を支配する土神が行方不明になったために起きた、雲影刑務所からの囚人の大脱走。サード王子ご一家のご帰還までに、事件を解決して、お迎えせねば!   小学中級から

内容説明

クレヨン王国の北の果て、雲影刑務所からの集団大脱走事件は、囚人の大半が自主的にもどりつつあったが、大罪犯・ダガーとクラッカーは、春母丘陵めざして、いまだ逃走中。カメレオン総理は、アラエッサとストンストンに士官候補生養成大学の精鋭美少女部隊を護衛につけて、捜索にむかわせた。もうすぐ、サード殿下がご帰還されるというのに、またまた、ハプニング発生。

著者等紹介

福永令三[フクナガレイゾウ]
1928年、名古屋市に生まれる。早稲田大学文学部国文科卒業。すぐ文筆生活に入る。1956年に第9回オール読物新人杯、1963年にモービル児童文学賞を受賞。1964年、「クレヨン王国の十二か月」で第5回講談社児童文学新人賞受賞。1968年より1988年まで、自然に親しむ心をもった児童を育てる目的で学習塾をひらく

三木由記子[ミキユキコ]
1952年、広島市に生まれる。東京芸術大学美術学部工芸科を卒業。デザイン会社勤務を経て、1978年に独立、児童図書の仕事に専念する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たぬ

12
☆3.5 アオリイカ談議に花を咲かせるおじいさん二人。寿司はさび抜きを希望。最新モデルの携帯電話を使いこなす18歳女子大生。お客の持っていたおにぎりを奪って食べてしまう喫茶店店主。清水の次郎長と国定忠治を引き合いに出すおじさん。ここは日本だったっけ? いや確かクレヨン王国だったはず。この手のネタに意識を持ってかれてしまって本筋である土神様のこともブタ箱に入ってるあいつらのことも頭から離れ気味でしたよ。2024/11/15

ひつじ

0
春母丘陵まで来たのにクラッカーが出てこなかったことにはびっくりしたけれど、ストンストンのロマンスにはもっとびっくりした。アラエッサ!と叫んでしまう。2015/02/23

Mako

0
20年くらい前に大好きで読んでたクレヨン王国シリーズ。なんだか急に懐かしくなって調べてみると、月の卵の続編が出てるとのことで、早速読んでみた。子供のころと変わらず面白く読めた一方で、この人の書くものは、狂気を孕んでいるとも感じた。もちろん、それは文学的にいい意味での狂気だが。無意識的に、作者の狂気が作品にあらわれているところが、クレヨン王国の魅力に深みというか、凄み?を増している。その狂気のあらわれ方は、まるでデフォーの『ロビンソンクルーソー』のようですらあり、たかが児童書と侮れないものを感じる。2014/10/01

ぜっとん

0
ダガーがいいやつだったり、ストンストンのロマンスに涙ぐんだりと、なんだかいい意味で予想外で、ハートフルで、ポップな巻だった。2013/04/30

ちま

0
まさか彼の口から「結婚しようね」なんて台詞が聞けるとは(笑) ダガーの好感度が上がった。意外と好青年じゃないか…2010/05/21

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