出版社内容情報
感動の嵐を巻き起こした、大ベストセラー。いじめや親友の裏切りにあい自殺未遂。そして非行に走り、暴力団への転落の道……。どん底から立ち直って弁護士になるまでの、波乱と苦難の半生を描く感動の手記 小学上級から
内容説明
大好きなおばあちゃんや、両親の愛情につつまれた、幸せいっぱいの幼女時代―それが一変したのは、転校先の中学でのいじめだった。親友の裏切り、先生の無理解、絶望の果ての自殺未遂、そして暴力団への転落の道…。どん底から立ち直るきっかけをつくってくれた養父に励まされ、弁護士になるまでの波乱の半生を描いた感動のノンフィクション。小学上級から。
目次
第1章 いじめ
第2章 自殺未遂
第3章 下り坂
第4章 どん底
第5章 転機
第6章 再出発
第7章 司法試験に向かって
第8章 難関突破
第9章 後悔
著者等紹介
大平光代[オオヒラミツヨ]
1965年10月18日生まれ。中学2年のときに、いじめを苦にして割腹自殺をはかる。その後、非行に走り、16歳のとき暴力団組長の妻となり背中に刺青をいれる。現在の養父・大平浩三郎さんと出会って立ち直り、中卒の学歴を乗り越えて次々と資格を取得し、29歳で司法試験に一発で合格。現在、大阪市内に事務所を構え、非行少年の更生に努める弁護士として活躍している
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かま
4
再読。ノンフィクションとは思えない半生。読むたび勉強しようと意欲的になるのですが、なかなか大平さんみたいに猛勉強というほどできない。わたしは自分にとても甘いんだなと感じます。2015/02/16
浦井
3
押し入れから発掘したので再読。小学生の頃買って何度も読んだ。読むたびに勉強に対する意欲がわく。2015/01/17
ももちゃん
3
何度も何度も読みました。辛い時に これからも何度も何度も読むと思います。2014/12/21
DBII け
1
いい本です。過去の事実は事実として、忘れるべきではないという文に心を打たれました。これからも想像できないほど辛いことが起こる時もあります。そういうときはこれまでの生活で悲しかったこととそれを乗り越えたということを常に持っていきたいです。2012/11/08
さとうとしお
1
母親に勧められて読んだ。青い鳥文庫以外からも出てるんだな。「今までのことを全部消し去って、何もなかったようにのほほんと暮らすというのはちょっと違うと思うんです。過去にしてきた事実は事実として、一生背負っていくものだと。」人ってみんな、そういうものなんだろうなぁ。2012/05/17