出版社内容情報
短編の名手アガサの世界へいざなう6作品。「猟人荘の怪事件」「チョコレートの箱」「首相誘拐事件」「夢」「お庭の手入れはどうやるの?」「マーケット=ベイジングの怪事件」など21世紀にも新鮮な名作 小学上級から
内容説明
ダービーシャー州の荒野にぽつんと建つ、男爵家の次男が所有する猟人荘で、次男夫妻と同居する資産家の叔父が銃器室で射殺された。インフルエンザで捜査にでむけないポワロにかわって、ヘイスティングズ大尉が事件現場にでかけた。大尉はすでに到着していたジャップ警部から「きみひとりじゃ、ウマのいない馬車がきたようなものじゃないかね。」と、いじわるくからかわれるが…。小学上級から。
著者等紹介
クリスティ,アガサ[クリスティ,アガサ]
1890年、イングランドのデボン州にある保養地トーキーで生まれる。多感な少女時代にコナン=ドイルの推理小説のファンになる。ドイルの影響を受けて、やがて20世紀を代表するミステリー作家になる。90をこえる作品をのこし、1976年、85歳で死去
花上かつみ[ハナウエカツミ]
1953年、東京都に生まれる。1976年慶応義塾大学文学部卒業。翻訳学校でメグレ警視シリーズの翻訳で知られる長島良三氏に師事し、1986年から、翻訳の仕事を開始する
高松啓二[タカマツケイジ]
1958年、兵庫県に生まれる。1981年東洋美術学校卒業。1987年にイラスト工房/ティー・ボーンステーキを設立。1992~1994年に『小学五年生』(小学館)の表紙イラストを連載
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