出版社内容情報
蘭と翠は幻の草、エマヒクサを探しに山奥へ平安時代の高級料理の食材だったエマヒクサをもとめ、中国山地の小さな村をおとずれた蘭と翠につぎつぎと襲う怪事件。超人気の学園ライト・ミステリー第2弾。 小学上級から
内容説明
窓の外にあやしげな景色がうつり、見知らぬ声が蘭によびかけてきた。その声にさそわれるように疾風村をおとずれた蘭、留衣、翠のまわりでおこる数々の不思議。そして、この村で見つかった、まぼろしの草「エマヒクサ」の謎を追う翠にせまる危機。蘭は翠のピンチを救うことができるか…。超能力少女「蘭」とユニークな仲間たちが大活躍するSFライト・ミステリー、待望の第二弾!小学上級から。
著者等紹介
塚越文雄[ツカゴシフミオ]
1967年、群馬県に生まれる。東京デザイナー学院卒業後、本や雑誌のさし絵などで活躍中。おもな仕事に「二十四の瞳」「世界でいちばんゴリラのブルブル」(以上、すべて旺文社)のさし絵などがある。童画グループほっぷ会員
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チアモン
13
テレパシー蘭シリーズ第2段。やっぱり蘭と翠の掛け合いが面白い。児童書なのにはまってしまった。さすがあさのさん。2015/03/20
はるき
10
あさのさんは児童書が上手。というか、最近の時代劇の重さとのギャップと児童書に対する明るいスタンスの対比が面白い。今時の中学生女子ががこうであったら嬉しいなぁ。児童書らしい楽しさとスリルがある。2015/12/23
二藍
7
シリーズ二作目。父親の旧友を尋ねに疾風村を訪れた蘭とおなじみの面々。どうも怪しい存在感を放つエマヒクサをめぐって、次々不可思議な事件が起こるが……という。山奥の小さな村が舞台ということで、独特の閉塞感が薄気味悪さをプラスしてる分、一巻よりもホラー成分多め? でも蘭と翠の漫才の切れ味は相変わらずなのでそんなに気にならない。それよりも、翠の精神的な強さや鋭さの裏返しであるもろさが気になる。蘭がそばにいたらこれから変わってくるのかな。2014/02/26
ネズミ
4
[再読]やっぱり面白いな…翠と蘭の会話のテンポが良くて、ついつい笑ってしまう笑2016/08/12
うちのたま知りませんか
3
再読。2018/09/16