出版社内容情報
チナとしぶきに本気でぶつかるときがくる カナダ人夫婦を介して、剛の意外な一面を知ってしまうチナ。だが、剛を好きなしぶきは、ますます荒れる。理解しあいたいチナの思いは、しぶきの心にとどくか? 小学上級から
内容説明
島にきて2回めの夏をむかえようとしているチナは、しだいにここが自分の居場所かもしれないと思いはじめていた。しかし、いとこのしぶきと本音でぶつかりあわなければならないときにもなっていた。そんなおり、カナダ人の陶芸家を通して、しぶきの不良なかま剛の意外な姿を知ることに…。手に汗にぎる、迫力の第3巻。小学上級から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わをん
9
二巻が借りられていたので、残念に思いながら一巻飛ばして三巻を読みました。しぶきちゃんは最初の登場から、読んでいると頭に血が上るほど意地悪な子で、なんだこいつは、ちなちゃんをこんな虐めてけしからん、私がととっちめてやる!と意気込んでおりましたが(笑)どんどん気になる存在になってきました。悪役を悪役のままにしないところが、倉橋さんの作品の素晴らしいところだと思います。この本が少年少女の心に届き、色んな子と仲良くなる手がかりになることを祈ります2015/08/31
ぴよ子
8
だんだん事態が好転してきた。最後は心がスカッとした。 剛もやなやつじゃないということが判明し、天使像は剛のせいで壊れちゃったけど、きっと新しく作ってくれたりするのかな。しぶきちゃんとも最後に浜辺でとっくみあいの大ゲンカ。それができたのも剛のアドバイスのおかげ。喧嘩の後、ふたりはきっとすっきりしたと思う。私も心がすっきりした。2017/11/22
Natsumi
3
駅前
壱ヶ谷@多忙
1
青い天使で好きなシーンは本当に数えきれないくらいあるけれど、単純に好きなのがこの巻の最後のエピソード。四巻といいわたしはしぶきちゃん絡みのエピソードが本当に好きなのだが、本当に初めて読んだときにチナと一緒につんとしたのを覚えている。しぶきちゃん無くしていまのわたしはないのです。あと真二くんもね。むしろ萩尾家だろうか。ありがとうしぶきちゃん。ありがとう倉橋先生。2012/05/24
めろこ
0
段々と進展!今後がどうなるか楽しみ。2009/10/24