講談社青い鳥文庫<br> 青い天使〈1〉

講談社青い鳥文庫
青い天使〈1〉

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  • サイズ B40判/ページ数 257p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061484535
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8293

出版社内容情報

書き下ろし長編シリーズ、少女チナの物語。チナはフランス人とのハーフ。デザイナーのママがパリに行くため、チナは大島にあるママの実家にあずけられる。いとこたちのいじめが波乱万丈の運命のはじまりに 小学上級から

内容説明

ファッションデザイナーのママとふたり暮らしのチナは、パパがフランス人のハーフ。ママが仕事から帰ってくるまでのあいだ、チナは同級生の京子のうちでお世話になっている。明るくておてんばのチナと、やさしくておっとりしている京子はまるっきり性格がちがうけど、夕食もお風呂もいっしょのふたりは、まるで姉妹のようになかがいい。チナはいまの生活が気にいっていた。けれどもママのつとめている会社が倒産してしまって…。波乱万丈のチナの姿を描く、感動の新シリーズ第1巻。小学上級から。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わをん

12
小学生の頃、倉橋さんの作品「いちご」が大好きで何度も読み返してました。「青い天使」も気になっていたのですが、当時は表紙の絵が好きになれずになんとなく避けていた記憶があります。小さなこだわりのせいで読む機会を見逃した過去を挽回するために、ずいぶん前に卒業した青い鳥文庫を手に取りました。読んでよかった、面白かったー! 先が気になりすぎてうずうずしちゃいます。チナが可哀想すぎる、どうかチナが救われますよう願いならが続きを読もうと思います2015/08/27

Natsumi

10
駅前。この本をきっかけに倉橋燿子さんブームが私と友達の間に到来し、公民館と図書館で借りられる本を読み尽くしました。青い鳥文庫の本はよく読んでましたが、シリアス色が強かったのが当時の私には新鮮でした。

壱ヶ谷@多忙

8
出会ったのは小学校。本当に心の支えとして読んだ本でふとしたときに読み返してしまう。昔つよいチナに憧れたけど、今でもチナの強さは見習いたいなあ。正直今でも辛いことがあると読んで頑張ろうという勇気をチナにもらう。辛くても悔しくても自棄になっも最後には諦めないチナは本当にかっこいい。この年に読むと、なんだか当時とはまた違った部分でも考えさせられたりして、やっぱり手放せない作品です。倉橋さんの作品はいくつか読んだけれど青い天使がやっぱり好き。わたしのフランス好きの原点は間違いなくここにある。2012/05/21

ちゃき

7
久しぶりに再読。涙が止まりませんでした。このシリーズは小学生のときに読んでいて『読むと元気づけられる、頑張ろうと思える本』と友達に薦めていたことを思い出しました。本当に、チナちゃんの頑張りはすごいです。この本を読んでいた頃、私は辛いことがあるとチナちゃんを思い出していた気がします。「つらいことがあるからこそ、清らかに光るしあわせに、心からありがとう。」…涙は最高潮に。(笑)2014/06/01

りた

7
小学校の時に読んでた本の再読。9巻まで全部。今読んでも泣けますね。私は当時より大分大人になって、こんなのキレイゴトだよって思っちゃう部分もあったけど、チナのこと見習いたい部分はたくさんあったなぁ…私もどんな人でもいいところを見つけて好きになれるようになりたい。2013/03/03

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