内容説明
アリスは12歳で、楽器店の店長をしているパパと、大学生の兄・レスターの3人家族の紅一点。年ごろのアリスの興味は、唇につけるリップ・グロスや下着の選びかた、BFとのデート方法だ。そして、なによりも必要なのは、それらのことを教えてくれる“ママ”の代わりになる女性だ。そんなアリスの前に、タイプのちがうふたりの女性教師が現れて…。小学上級から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ni-ni-
1
母を亡くし、父子家庭で兄と暮らす、ちょっと変わり者のアリス。自分に色んなことを教えてくれる母親のような存在を欲していた所に、転校先で二人の異なる女性教師に出会う。後半、親戚のおばさんの家に行ったところが面白くて、もうちょっとじっくり読みたかったかも。担任の先生がとても良い人なのは分かったが、それでもアリスへのプレゼントはちょっと大袈裟な気がしないでもない。小6でBFとキスっていうのは、あんまりピンとこなかった。全体的には、アリスの自意識過剰気味な描写がとても面白かった。2011/11/29
kr
0
恥多き少女の時代を活写している。 他人事ではいられない。私だって、恥ずかしさに身もだえしたくなるリストなら、心の引き出しからあふれかえるほど持っているのだ。2005/10/14
アップル
0
B-
プタ
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次のアリスはひとりぼっちもよみたいyou2010/03/31
中津川
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出版された当時小学6年生で、近所の書店でかわいいイラスの表紙に惹かれて買ったのが懐かしい。自分と同じような年のアリスが七転八倒しながら過ごす毎日が、大人っぽくみえたり子供っぽく見えたり、自分と比べて読んだりしたな。2020/05/31