内容説明
アメリカ中央アジア探検隊のアンドリュース隊長は、ダッジの自動車隊とラクダのキャラビン隊をひきいて、未知の国モンゴルへ。盗賊や嵐とのたたかい、遊牧民やなかまとの熱い友情…。ついにゴビ砂漠で史上最大の陸上哺乳動物バルキテリウムや恐竜プロトケラトプスの卵の化石を発見。感動の探検記。小学上級から。
目次
第1章 目標、二十五万ドル
第2章 自動車隊とキャラバン隊
第3章 バルキテリウムの墓
第4章 恐竜の巣
第5章 「もっとおおきく、いい卵を!」
第6章 砂丘に住んだ人
第7章 さらば「ほのおのがけ」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
タロウ
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化石ハンターを見に行く予習として速読。「探検に必要なものは十分な準備で、いらないものは冒険だ」こういう言葉が言えたからアンドリュースは成功したのだろう。資金集めもさることながら何年も下準備を重ね、大勢の研究者と共にモンゴルに出発する様がわかった。ラクダ使いの協力も得て自動車で大自然の中に入っていく様子はさながら小説を読んでいるようだ。「ほのおのかげ」では史上最大の陸上哺乳動物であるバルキテリウムの骨やプロトケラトプスなどの恐竜の卵を発見する。人肉を食うモンゴル犬や砂嵐と戦いながら発掘する様がよくわかった。2022/08/10




