出版社内容情報
21世紀に残したい名作絵本シリーズ第3期「からすの子」「あめふり」「ほたる来い」。幼いころだれもが口ずさんだ童謡の数々。川上四郎のかわいらしい童画とともに、なつかしのメロディーを一冊の絵本に
著者等紹介
川上四郎[カワカミシロウ]
1889年、新潟県生まれ。東京美術学校卒。大正・昭和期を通じて童画家として活躍。浜田広介「椋鳥の夢」、島木赤彦童謡集の挿絵などを手がける。1983年没
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感想・レビュー
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ごへいもち
20
本文には画家についての言及がないのが残念。読友さんご紹介本。子供たちの服装は和洋様々、そういう時代だったんでしょう2022/05/19
ヒラP@ehon.gohon
15
川上四郎さんの絵が、思いきり昭和の世界に連れて行ってくれます。 収録されている童謡は、昭和だけではなく、明治大正に作られた歌も含まれているのでしょうか。 この歌、唱歌を楽しんだのは、高齢者の方々。 デイサービス等で喜ばれました。 心の落ち着く絵が、歌詞を包んでいます。2022/04/30
katha-anmila
3
川上四郎さんの絵が色彩が着物の模様が、ほんとうに素敵☆童謡といわず、わらべうたということばがピッタリです。買おうかなと思わず息をのむほどです☆2013/03/21
スローリーダー
2
工藤直子が書いている。子供の頃覚えた歌の殆どは誰かにきちんと教わった記憶がない、と。歌詞やメロディは風のように光のように周りに漂っていて、まるで肌から沁み込むように心の中に入ってきたと。改めて歌詞を見ながら歌うと、幾つかの歌について、微妙に間違っていたり言葉の意味を解さずに音だけで歌っていたことに気付いた。そして豊かな情感がじわじわと湧いてきた。今の子は昔の子のように童謡に親しむことが出来るのだろうか。母と睦まじい「あめふり」「かたたたき」が懐かしい。2025/05/20