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出版社内容情報
昔なつかしい『講談社の絵本』がよみがえる花果山のてっぺん。大きな石の中から生まれた猿の孫悟空。きんと雲に乗って空を飛び、如意棒を振るってあばれる孫悟空が、三蔵法師とともに旅に出るまでのお話。 幼児から
著者等紹介
本田庄太郎[ホンダショウタロウ]
1893年、静岡県生まれ。大正末期から昭和にかけ、『コドモノクニ』『幼年画報』等で活躍、童画家として人気を博する。代表作に『こがね丸』がある。1939年没
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
24
読み友さんから。「あっ!これ私が子どもの頃一番最初に読んだ孫悟空じゃない?」と。オタマさんは斉藤洋さんの「かっこよくて美しい」孫悟空がプロトタイプなので全く興味を示さず(堺正章の孫悟空は大ヒットだったのに。解せぬ)。熱海のおばあちゃんちにあったんだよなあ、たしか、ボロボロで…と思って開いたら山田洋次監督の似たような話から始まるので胸キュンでした。つくづく昭和の女ね私…。2018/03/18
ヒラP@ehon.gohon
21
西遊記でお馴染みの孫悟空ですが、ここまで悪猿だったとは知りませんでした。 そこまで悪賢く、強くしてしまったのは、様々な神様のせいだとも言えるのですが、そのエピソードの断片が描かれています。 絵に力があるので、悪行を重ねながら孫悟空は生き生きと描かれていて、それぞれに面白く感じました。2021/04/23
ふじ
19
渋いっ!でも中国ぽくて逆に良し。保育園で見て興味を持ったみたいだったので。誕生から封印まで駆け足で。続きは西遊記で!と言うと『えー!』気になるよねぇ。ドラゴンボールにハマった後なので、オマージュ箇所も感じられて2度美味しい。2018/02/20
どあら
17
図書館で借りて読了。堺正章さんの孫悟空にどハマリして、如意棒の代わりに新聞紙を細い棒状にして振り回してました。この本もとても懐かしかったです。2019/07/13
遠い日
7
新・講談社の絵本シリーズ13。「まえがき」は山田洋次氏。絵は、本田庄太郎氏。『西遊記』の冒頭にあたる、石猿として暴れまくっていた頃の孫悟空の話。なんとも粗暴で猛々しく、力の限りに悪戯を尽くす。眼に余るのだが、どこかすかっとした印象を残すのも不思議。2021/01/15