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出版社内容情報
20世紀の名作『講談社の絵本』を新編集。犬、猿、キジをおともにつれて、いざ鬼が島へ鬼退治。元気な男の子の理想像は、いつの時代も桃太郎できまりです。あざやかに描く、日本の英雄のお話。 幼児から
著者等紹介
斎藤五百枝[サイトウイオエ]
1884年、千葉県生まれ。東京美術学校に進み、岡田三郎助に師事。20代で挿絵を始め、「少年倶楽部」を中心に活躍。1966年没
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
21
なかなかに重みのある「桃太郎」です。若武者のような桃太郎が、使命感をもって退治しにいく鬼ヶ島とはどこだったのでしょう。国策に使われたという解説に、実感を持ちました。 2020/09/14
ヒラP@ehon.gohon
10
絵がとても綺麗なのですが、とても違和感を感じる桃太郎です。表紙の絵から太平洋戦争を思い起こしてしまったのは考えすぎでしょうか。 鬼ヶ島の鬼は鬼畜米英の世界に見えてしまいました。 昔の人々に植えつけられた、お国のためにという考え、立身出世、昔の倫理観念がどこかに染み込んでいるように思えたのです、 錦絵のような絵は、高齢者には懐かしい世界でしょう。 それでも、魅力ある絵本です。 子どもたちの読み聞かせには使わないと思いますが、高齢者施設には持っていこうかと思っています。2016/08/21
ヒラP@ehon.gohon
9
【再読】大人のための絵本2023/09/05
遠い日
6
新・講談社の絵本シリーズ3。「まえがき」は安野光雅氏。絵は齋藤五百枝氏。なかなかに美しい若武者ぶりの桃太郎。お供の犬、雉、猿も立派な衣装に描き込まれ、見応えがある。読んでいる間、ちょっとしたタイムスリップ気分。2020/12/16
わちゃこ
4
斎藤五百枝さんの画が素晴らしいですね。この桃太郎には、お姫様は出てきません。宝物を持ち帰り、みんなで無事を祝って、宝物をわけあいました。と、締めています。2019/12/14