内容説明
「命なんかおしくはない。ひたすらまことの道に生きていく。」といって危機にみまわれた日本を、正しい法によってみちびき、人々をすくおうとした法華経の聖者物語。
目次
1 われは海の子
2 風さわやかな鎌倉へ
3 つづく迫害
4 佐渡流罪
5 身延の山
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しげ
3
暴徒に襲われたり、庵を焼かれたり、島流しにされたりと、ハードな展開が多くて驚きました。書かれているエピソードを読んで、味方も多いけれど敵も多い人だったのだな、と感じました。それらに一切ひるむことなく、国を救うために教えを広めようとするガッツが凄まじかったです。2024/11/16
にゃおまる
1
読みやすかったが子供向けなので、奇跡をおこす場面が多くファンタジーになりすぎて実際に何をやったかのが薄れていた。しかし、子供に読ませるならインパクトはある。まぁ、日蓮宗もわかっていなかった自分には凄く勉強になった。火の鳥伝記文庫で名前は聞いたことあるが、何をしたのか知らない人を勉強していこう!2014/04/10