内容説明
幼いころに父をうしない、やがて徳川家康の孫、竹千代(家光)の乳母となった春日局。ゆたかな母性愛とかしこさと、だいたんな行動力で、江戸城の大奥をとりしきり、家光を名将軍に育てた春日局の一生。
目次
1 戦乱のあらしにゆれて(坂本城のしあわせ;反逆者の子;はりつけ台の父;かくれ住む3年;母の死)
2 江戸幕府の火花とともに(武将の妻へ;天下は家康へ;乳母さがし;竹千代の誕生;三代将軍の日)
3 江戸城の光の中で(ほんとうの強さとは;忠長のわがまま;「御年寄」になる;御水尾天皇のもとへ;乳母よ、乳母)
春日局の年表