森瑤子・わが娘の断章

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森瑤子・わが娘の断章

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163539300
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

出版社内容情報

五十二歳の若さで逝去した都会派作家・森瑶子。父親の目から見つめた娘の人生を率直に回想し、流行作家の「家庭の事情」を公開する

内容説明

娘・雅代は幸せだったのだろうか?人気作家だった森瑤子(伊藤雅代)が急逝して五年が過ぎた。父親が初めて明かす愛と悲しみのインサイド・ストーリー。

目次

絆が切れて―プロローグ
死の前後
古く懐かしき下北沢の我が家
ある出逢い
張家口時代
ヴァイオリンと雅代
愛しいリカルドは死んだ
ヴィレジャンの人たち
幸福な夫アイヴァン
変身〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

団塊シニア

27
父親から見た森瑶子に対する随想、森瑶子の読者にとっては興味深い、夫との戦い、仕事での戦い、愛との戦いに疲れ果て、安らかな長い休息に入ったことが理解できます。2013/04/07

及川まゆみ

7
森瑤子さんの実父の著。森さんのファンなので、彼女の小説やエッセイはずいぶん読みました。「もしかしたら私生活はこうなんじゃないかなぁ」と薄々思っていたことが「ああ、やっぱりそうか」と納得してしまった本。ちょっと読みにくいところはあったけれど、暴露本的ないやらしさは無かったです。娘さんの本も読もうかと思います。2015/03/05

rakim

7
森さん関連で手に取った本。娘さんを亡くした父親の葛藤や悔恨が痛いほどわかるのですが、一読者として読むと伊藤三男氏のカラーがかなり強くて「忘備録」のようにも見える。森瑤子さんの小説は彼女の心をかなり痛々しく切り取って書かれていたものかもしれない。バブルの時代を疾走していった作家さんの一人だった印象だったのですが。2013/06/22

ペルー

4
実際は2000年に読みました。読書記録が出てきたので追加。これは森瑶子の父が娘及び娘の家族について書いている本。森家の様子が面白い。イギリス人の夫、その人によるものだろうけど。この父親も作家志望だったらしい。今や作家なのだろうけど。

けいちか

3
作家森瑤子、本名伊藤雅代の父伊藤三男の書いた、自分と娘とその家族について。子供3人のうち、2人の娘が国際結婚をし、一人は病に倒れ、その家族はほぼ世界中に離散、もう一人は離婚をし、妻には先立たれ、なかなか厳しい老後のようだ。森瑤子の作品はかなり読まれていたが、時代が移るに連れて、今は殆ど読まれていないのだろうか。2011/01/15

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