出版社内容情報
黒柳 徹子[クロヤナギ テツコ]
著・文・その他
いわさき ちひろ[イワサキ チヒロ]
著・文・その他
内容説明
「君は、ほんとうは、いい子なんだよ。」小林先生のこの言葉は、トットちゃんの心の中に、大いなる自信をあたえてくれました―。トモエ学園の、子どもたちの心をつかんだユニークな教育の実際と、そこに学ぶ子どもたちのすがたをえがいた感動の名作「窓ぎわのトットちゃん」を子どもたち自身におくります。小学中級から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
62
面白かったです。トモエ学園に通うトットちゃんの好奇心が可愛い。大好きな学校での日々にほっこりしました。トットちゃんのエネルギーも凄いものがありますが、それを見守る先生たちも優しくて、トットちゃんがトモエ学園を好きになる理由もわかります。校長先生の言葉にはハッとさせられました。自由に振る舞うトットちゃんに憧れます。元気と希望を貰った気分です。2023/05/18
choco
52
再読本。テレビで黒柳徹子さんを見てあー、歳とったなぁ。と感じ、何気にまた読みだした、窓際のとっとちゃん。小林先生の愛情の深さ、優しさ、強さには本当に尊敬します。何とも羨ましいトモエ学園。今の時代もこういう教師が存在する事を願って… 戦争がなかったら、トモエ学園は今頃どうなっていたんだろう。2016/03/21
はるき
44
子供の頃、手あかがつくまで繰返し読んだことを懐かしく思い出します。個性的で破天荒なトットちゃんを優しく包み込む先生の眼差しが素晴らしい。2017/02/01
はるき
34
ちょっと変わった困ったちゃんを大らかで深い愛情で育むご両親とともえ学園の先生方に心から拍手を。黒柳徹子さんは私の憧れの女性の一人です。2020/10/04
たまきら
32
初読み:小学校低学年。まだまだ学習障害という言葉がなかった時代、多分スペクトラム傾向が強かった自分には同志を見つけたような気分になれた本でした。落ち着きがない私も床に寝そべって絵を描いてたしなめられたりしたなあ…。先生の「海のものと山のもの」エピソードや、外国人の先生の「うつくしいは、ビューティフル」など、読み返してなくてもサッと思い浮かぶフレーズがたくさんある一冊です。…徹子の部屋、まだ放送されているんだもんなあ…徹子さん、AIかと思うぐらい不動だけど。2025/05/20