出版社内容情報
怪盗と名探偵の対決を描く痛快物語。 パリ警視庁のガニマル警部は、事件捜査をルパンにじゃまされる。警部は手におえなくなり、ルパンに勝てる人-ーシャーロック・ホームズに応援をたのんだが……。 小学上級から
内容説明
有名な青色ダイヤの持ち主の男爵が殺された。パリ警視庁のガニマル警部は、犯人は女中さんだとにらんだが、怪盗ルパンにじゃまされる。警部は手におえなくなり、ルパンに勝てる人―イギリスの名探偵シャーロック=ホームズが呼ばれて来た…名探偵と怪盗の対決を、知恵くらべ、腕くらべでえがく痛快物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほむら
15
ルパン対ホームズというタイトルは、まるで有名ブランドのコラボ、または有名アニメのコラボのような興奮を覚える。作中の彼が本当にホームズなのかはおいといて、二人の年の差に驚きました。ホームズおじいちゃんじゃないですか。もっと若いイメージでした。しかしこの超人二人、想像していたより随分人間味に溢れています。青ざめたりブチ切れたりびっくりしたり小躍りしたり…。ルパンはもっと飄々と、ホームズはポーカーフェイスのイメージがありました。いまこの戦いは日本で、ルパン三世vs名探偵コナンとして実現されているわけですね(笑)2013/11/21
のりさん
2
さすがにホームズにも多少花を持たせる感じにはなっているけれど、それを差し引いてもあまりにも扱いが酷い。調べたら案の定ドイル側からクレーム入ったみたいだね、そりゃそうだ。昔は著作権なんて概念なさそうだからな。2025/03/23
ほむら
2
昔…小学生くらいの頃、怪盗と言ったら彼しかいなかった、ルパンと、コナンを読んでいていつのまにか好きになったホームズの対決が、なんだか夢のように思えて必死にねだって買ってもらった記憶がある。あの頃は内容的にはあまりよく理解していなかっただろうから、時間ができたらまた再読したい。
c2c
2
先輩モーリス・ルブランが書くだけあって・・・(笑 でも、二人の頭脳の対決は見ものですよ!
ヒノエ
2
これはホームズじゃない。エルロック=ショルメスなんだ…!と、当時(中学生)は必死に思い込もうとしていた。今読めば大爆笑なのに。