感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジャンズ
3
読むのが辛くなるような虐殺場面がこれでもかと続く。その中で関羽の玄徳に対する忠誠心=「玄徳との誓いは物ではなく心と心の契りでござった」と曹操に寄られても断った場面。そして孔明が若干13歳で「天に日月があるように人の中に日月がなければならない。一人の偉人が出れば無数の民を世の中の混乱から救える」という人間あふれる言葉に出会えた。続く3巻へ2022/08/11
えで
1
世の民を救うためにどこまで行動するかという判断基準が、孔明と玄徳でぶつかるところが印象的。 劉表のあとを継ぐかどうかで、孔明は事を成すためには引き受けるべきだとするのに、劉備はあくまでも劉表の嫡子に譲るといって動かない。 普の申生が危機を分かっていても動かず結局死んでしまったことと重なる。 同じように結局劉表の嫡男は継ぐことができずに荊州は奪われた。 玄徳の謙譲は結果として見ると、少し我を通しすぎたと思う。2023/05/18
石鶏
0
A
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- 和書
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