星海社ＦＩＣＴＩＯＮＳ ケイオスドラゴン 赤竜戦役〈３〉

三田 誠【著】/混沌計画【原作】

星海社（2015/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 256p／高さ 19cm
• 商品コード 9784061399310
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

忌ブキと祝ノリの対決は、世界の行方をどのように変えていくのか……！？　ストーリーマスター・三田誠本人によるノベライズ完結編！僕は、僕の一番大事なエィハの命を〈赤の竜〉に捧げる！

岩巨人との悲しき激戦の後、忌ブキの前に忽然と現れたドナティアが擁立する“もうひとりの煌統種”こと妹・祝ノリ。呪われた〈赤の竜〉の力を欲しいがままに行使する祝ノリの言動に対して、忌ブキの疑念は次第に激しく渦巻いてゆく。忌ブキの、〈混成調査隊〉の選択と決断の行方に、ニル・カムイの未来は託された――！

TVアニメーション『ケイオスドラゴン 赤竜戦役』のストーリーマスターを務める三田誠自身による公式ノベライズ

三田 誠［サンダ マコト］
著・文・その他

しまどりる［シマドリル］
著・文・その他

混沌計画［コントン ケイカク］
原著

内容説明

岩巨人との悲しき激戦の後、忌ブキの前に忽然と現れたドナティアが擁立する“もうひとりの煌統種”こと妹・祝ノリ。呪われた“赤の竜”の力を欲しいがままに行使する祝ノリの言動に対して、忌ブキの疑念は次第に激しく渦巻いてゆく。忌ブキの、“混成調査隊”の選択と決断の行方に、ニル・カムイの未来は託された―！ＴＶアニメーション『ケイオスドラゴン赤竜戦役』のストーリーマスターを務める三田誠自身による公式ノベライズ！

著者等紹介

三田誠［サンダマコト］
小説家。ゲームデザイナー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ちよざと]

アニメの焼き直しといえばそのとおりなのだが、サイコロの振り方を異なった結果この結末となった、という一文に思わずはっとさせられた。それは、元となったレッドドラゴンの結末も数多ある結末のたった一つに過ぎなかったことという証明。サイコロの振りによってはこんな結末もあったのだろうかと思わされた。特に忌ブキの妹である彼女は本編のほうでは理性的な淑女のような姿だったので、今回の姿が悲しくてならない。彼女もサイコロの振り方によって狂気に孕んだ皇女になる可能性があったということなのだろう。

2016/10/21

[くろう]

岩巨人との悲しき激戦の後、忌ブキの前に現れたのはもう一人の煌統種であり妹の祝ノリ。呪われた〈赤の竜〉の力を振るい自分の理想のニルカムイを作るという祝ノリと誰も犠牲にしない世界を目指す忌ブキ。相反する二人の思想はニルカムイ、ドナティア、黄爛、混成調査隊を巻き込んでぶつかり合う。一番大事な人の命と引き替えに忌ブキが得たものは…。ウルリーカさんの壮絶な最期、スアローと婁の戦い、禍グラバの覚悟、エィハの真っ直ぐな信念、漸く決意を固めた忌ブキ。なんとなく後味の悪い結末だったけれど、いつかまた二人が巡り会えるといいな

2015/12/30

[灰月弥彦]

レッドドラゴンは最高だったのになあ

2018/02/12