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出版社内容情報
神楽日毬、ついに日本の頂点へ――!? 目的は政治の頂点、手段はアイドル。政治・経済・芸能エンタテインメント、最高潮の第9巻!「私こそが独裁者であるべきだ」
同盟国であるアメリカ大統領クロード・ウォーカーから世界に向けて“危険なナショナリスト”と批判された日毬は、アメリカ世論を一挙逆転すべく、颯斗と共に渡米する。日本の頂(いただき)に立つための、日毬と颯斗の最後の大勝負が幕を開ける――!
目的は政治の頂点、手段はアイドル――。至道流星の“政治・経済・芸能”エンタテインメント、古今独歩の最終巻!
至道 流星[シドウ リュウセイ]
著・文・その他
まごまご[マゴマゴ]
著・文・その他
内容説明
同盟国であるアメリカ大統領クロード・ウォーカーから世界に向けて“危険なナショナリスト”と批判された日毬は、アメリカ世論を一挙逆転すべく、颯斗と共に渡米する。日本の頂に立つための、日毬と颯斗の最後の大勝負が幕を開ける―!!目的は政治の頂点、手段はアイドル―。至道流星の“政治・経済・芸能”エンタテインメント、古今独歩の最終巻!!
著者等紹介
至道流星[シドウリュウセイ]
小説家、会社経営者、投資家。第7回講談社BOX新人賞・流水大賞を受賞し、『雷撃☆SSガール』(『世界征服』に改題し星海社文庫より好評発売中)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
47
あの頃を覚えて居る。拡声器一つ肩から下げて、雑踏の中に懸命に声を張り上げて居た無双の美少女の姿を。最終巻はそんなコンビです。拡さんのベルトにロゴが入っているのが可愛い。このシリーズはロゴの入れ方がすごく可愛らしくて、毎回探すのも楽しみでした。あとがきが不満たらたらで面白い。圧力だったんですね。最後にひまりんの影に隠れて色々やりたい事をやっちゃうよ?と言う国会議員の先生達に、何だおっさん達夢あるんじゃん!ちゃんと考えてるんじゃん!!日毬、あなたにこの国のこれからを託します。どうか、全ての人々に幸福な、未来を2015/02/28
miroku
21
完結。至道流星の主張が迸る作品。その熱量にあてられた。2015/07/28
活字スキー
18
「私は命を懸けて自らの政策を実現していくつもりだし、それを成し遂げられなくば死あるのみだと覚悟している」と正真正銘の本気で言ってのける政治家が、現実の日本に一人でもいるのだろうか。ましてそれが世界にまでその人気を轟かせるサムライガールだったら法律なんか糞食らえでございますよ!強引と言えば強引、無難と言えば無難な落とし所ではあったが、正直「この後」とか、もう少しくらいはラノベらしいイチャコラめいた展開も見たかったのも事実。かなり楽しませてもらったシリーズなので、あとがきにもあるように続編が出せると良いね。2016/02/29
いぅえもん
12
アメリカと中国との折衝についてはちょっと期待はずれ。でもそれも仕方がないのかも?と感じる。この巻が出て1年が経とうとし、私が読み終ろうとしていた2016年1月5日にオバマ大統領が銃規制を訴え涙の演説。も、ロビー団体の猛反対。翌6日には北朝鮮の水爆?実験でそのニュースさえも吹き飛んだ。著者が書いていることは間違いがないことが、悲観的なニュースである意味実証されてしまった。お金と核の力に勝るものはやはりない…のか?はたまた日本の安倍総理は高齢者に3万円ばら撒くと言う…。そのまんま過ぎて空しくすらある。2016/01/07
なつきネコ@たくさんの本に囲まれてご満悦な化け猫
9
日毬が総理になれるのか、ヒヤヒヤしたが、とりあえずギリギリセーフ。もう少し、緩やかに終わらせて欲しいかったな。さらに今回は会話や、説明が多く、進みが遅いのが残念。しかし、今回も興味深い内容、日本を動かすならアメリカからとか、日本に諜報機関がないから、陰謀がばれないとか。中でも共感したのは教授のワン・ワールド構想と資本家税。私もゲオルギウスの世界市民思想に被れたから、日毬より、教授の意見に耳を傾けてしまった。されど日毬が作る日本も見てみたい。今の日本は日毬ぐらい強引じゃないと、彼女のような人を待つしかないか2015/04/09