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出版社内容情報
これぞ本格メディアミックス『ケイオスドラゴン』の原点。伝説の魔城“契りの城” に待ち受ける白熱の最終決戦、クライマックス!<死者の王>として復活を果たした婁震戒(ロー・チェンシー)こと天凌府君(てんりょうふくん)が呼び覚ます還り人の群れによって、蹂躙の限りを尽くされるニル・カムイの大地。そのさなか、<赤の竜>を殺す方法を唯一人知る巫女<喰らい姫>の託宣に従い、忌ブキたち革命軍、ドナティア軍、黄爛軍、そして天凌府君軍が一堂に集うとき、人と竜とが契(ちぎ)りを交わしつくられたという伝説の魔城<契りの城>が屹立する――! いよいよ迫り来る最終決戦!!
三田 誠[サンダ マコト]
著・文・その他
虚淵 玄[ウロブチ ゲン]
著・文・その他
奈須 きのこ[ナス キノコ]
著・文・その他
紅玉 いづき[コウギョク イヅキ]
著・文・その他
しまどりる[シマドリル]
著・文・その他
成田 良悟[ナリタ リョウゴ]
著・文・その他
内容説明
“死者の王”として復活を果たした〓震戒(ロー・チェンシー)こと天凌府君が呼び覚ます還り人の群れによって、蹂躙の限りを尽くされるニル・カムイの大地。そのさなか、“赤の竜”を殺す方法を唯一人知る巫女“喰らい姫”の託宣に従い、忌ブキたち革命軍、ドナティア軍、黄爛軍、そして天凌府君軍が一堂に集うとき、人と竜とが契りを交わしつくられたという伝説の魔城“契りの城”が屹立する―!いよいよ迫り来る最終決戦!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アーサー・エリス
4
物語はついに序破急の「急」へ。5人が調査隊でわちゃわちゃしていたのがはるか昔のよう。スアローが悲しすぎて見れいられないけど、そんな彼が初めて「こだわり」を持って死地に向かう決意を固めるシーンは心揺さぶられた。忌ブキ・エィハ組も革命への意思を固め、婁は立派なヴィランにクラスチェンジ(笑)。ニル・カムイの、龍の行方を巡る戦いは常に予想不可能。次回はどんなサプライズに横っ面をぶん殴られるのか…。2019/08/10
真林
3
当初の三すくみを覆す第四勢力となった婁。無力感に苛まれながらもドナティアに帰属するスアロー。己の信じる革命を成し遂げんとする忌ブキ。忌ブキの剣として、一人与えられた真実と向かい合うエィハ。中立であろうと立ち回り続ける禍グラバ。かつては共に旅をした仲間がクライマックスにて袂を別ち相対する。いよいよPL同士の激突を予感させながらも次巻へ。2016/09/29
二藍
3
再読。2015/07/19
TEANの残骸
3
俺のわくわく天凌がこんなに破壊にまみれているわけがない。 街は滅び、人は死に、蘇った者は新たな災いとなる。ついに終わりが見えてきた感じではありますな。入り乱れるそれぞれの思惑と物語が、竜のもとで収束をするのか、竜すら飲み込み誰かの物語が紡がれるのか、はたまた全てを壊し傷跡だけが残るのか。レッドラのTRPGがやりたい今日この頃でございます。まぁ、ボードゲームに期待ですかね?2015/06/29
冬月 椿
2
所謂ラスボスの城がようやっと登場するも、敵はラスボスだけじゃない。敵の敵は敵ですし、昨日の味方は今日の敵、ということなんだろうか。バラバラになった混成調査隊がまたひとつの場所に集まるのに、前とは全然違う状況なのが面白い。2016/10/20