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出版社内容情報
記憶障害に陥っていた砂緒と再会を果たした朔は、失われた思い出を取り戻すため必死に砂緒との距離を縮めていく。それを見た空音は…悲しさを泉から掬うように、ぼくはあるとき、七年間を失った。
奇妙にからみあう運命のなかで、ぼくにもたらされた約束はただひとつ、初恋の「きみを守ること」。でも大人になるその途中で、ぼくは神話のように「妹」を手にとった。摘みとってしまった花はその香りでぼくを離さない。その花はポーフィロジーン。両手をひろげてぼくを求めている。「妹」を裏切るかのようにぼくは初恋のきみと、陶酔のオートエロティックに溺れる……。静かに雪の降るなかでぼくを待っていた「妹」は、汚されていた。天使達は天国にいてもぼくたちほど幸福でなかったから、ぼくたちをうらやんだのかもしれない。運命は壊れやすく、脆く、切ない。ぼくが目指すべき未来はどこにあるのだろう? ぼくが救うべきひとは誰なんだろう? ぼくの道は続いていく。
白倉 由美[シラクラ ユミ]
著・文・その他
マテウシュ・ウルバノヴィチ[マテウシュ ウルバノヴィチ]
著・文・その他
内容説明
奇妙にからみあう運命のなかで、ぼくにもたらされた約束はただひとつ、初恋の「きみを守ること」。でも大人になるその途中で、ぼくは神話のように「妹」を手にとった。摘みとってしまった花はその香りでぼくを離さない。その花はポーフィロジーン。両手をひろげてぼくを求めている。「妹」を裏切るかのようにぼくは初恋のきみと、陶酔のオートエロティックに溺れる…。静かに雪の降るなかでぼくを待っていた「妹」は、汚されていた。天使達は天国にいてもぼくたちほど幸福でなかったから、ぼくたちをうらやんだのかもしれない。運命は壊れやすく、脆く、切ない。ぼくが目指すべき未来はどこにあるのだろう?ぼくが救うべきひとは誰なんだろう?ぼくの道は続いていく。
著者等紹介
白倉由美[シラクラユミ]
1965年、千葉県生まれ。1983年、徳間書店より漫画家デビュー。2000年、武蔵野女子大学入学。(社会人入試枠ではありません)作家、文芸評論家の松本徹氏に師事、小説を学ぶ。2004年、同大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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