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星海社文庫
きみを守るためにぼくは夢をみる〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 277p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061389489
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

記憶障害に陥っていた砂緒と再会を果たした朔は、失われた思い出を取り戻すため必死に砂緒との距離を縮めていく。それを見た空音は…悲しさを泉から掬うように、ぼくはあるとき、七年間を失った。
奇妙にからみあう運命のなかで、ぼくにもたらされた約束はただひとつ、初恋の「きみを守ること」。でも大人になるその途中で、ぼくは神話のように「妹」を手にとった。摘みとってしまった花はその香りでぼくを離さない。その花はポーフィロジーン。両手をひろげてぼくを求めている。「妹」を裏切るかのようにぼくは初恋のきみと、陶酔のオートエロティックに溺れる……。静かに雪の降るなかでぼくを待っていた「妹」は、汚されていた。天使達は天国にいてもぼくたちほど幸福でなかったから、ぼくたちをうらやんだのかもしれない。運命は壊れやすく、脆く、切ない。ぼくが目指すべき未来はどこにあるのだろう? ぼくが救うべきひとは誰なんだろう? ぼくの道は続いていく。

白倉 由美[シラクラ ユミ]
著・文・その他

マテウシュ・ウルバノヴィチ[マテウシュ ウルバノヴィチ]
著・文・その他

内容説明

奇妙にからみあう運命のなかで、ぼくにもたらされた約束はただひとつ、初恋の「きみを守ること」。でも大人になるその途中で、ぼくは神話のように「妹」を手にとった。摘みとってしまった花はその香りでぼくを離さない。その花はポーフィロジーン。両手をひろげてぼくを求めている。「妹」を裏切るかのようにぼくは初恋のきみと、陶酔のオートエロティックに溺れる…。静かに雪の降るなかでぼくを待っていた「妹」は、汚されていた。天使達は天国にいてもぼくたちほど幸福でなかったから、ぼくたちをうらやんだのかもしれない。運命は壊れやすく、脆く、切ない。ぼくが目指すべき未来はどこにあるのだろう?ぼくが救うべきひとは誰なんだろう?ぼくの道は続いていく。

著者等紹介

白倉由美[シラクラユミ]
1965年、千葉県生まれ。1983年、徳間書店より漫画家デビュー。2000年、武蔵野女子大学入学。(社会人入試枠ではありません)作家、文芸評論家の松本徹氏に師事、小説を学ぶ。2004年、同大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

coco夏ko10角

20
これが最終巻かと思ったら新刊発売日未定の以下続刊だった。序盤でヒロインの一人がヤンデレ化…と思ってたら中盤以降とんでもないことに。物語を盛り上げるため…主人公を強く成長させるため…とはいえ、ここまでひどい目にあわせないとダメなんだろうか。それと元々新海誠さんが好きで手にし始めたシリーズなので、イラスト担当が違う人になってしまったのが残念。もちろんこれはこれで素敵なのですが。2014/05/15

鳩羽

5
永遠の初恋の相手砂緒との再会に頭がいっぱいになり、摘み取ってしまったかわいい妹空音を忘れていく朔、そのことを敏感に察し自らを盾に約束の続行を迫る空音。そこに取り返しのつかない事件が起こる。神話のモチーフが使われているせいか、どこか寓話的で、そうなるべくしてなった出来事、そういうふうに配置された人物、というふうに見える。なので、結構ハードな出来事ばかり起こるけれど、そのすべては朔の苦悩、朔への試練に結実していく。成長するためには、こんなにもひどい思いをしなければならないのか…2014/02/21

4
最初にこの本を読んだ時はまさかこんなに重たい展開になるとは誰も思わなかっただろう。でも空音ちゃんの結末は予想がついていましたがまさかあんな形になるとは…誰もかれもが持っているものが重すぎてとりあえずまともな親が朔の両親しかいないんじゃないかと思うくらいひどすぎる。朔と砂緒ちゃんが幸せになる結末であってほしいと思いながら5巻を待ちます、いつになるんだ。そして新海さんじゃないことが地味にショックだ2014/05/23

かりんとー

3
まだ続くのか。つれえ。話がずれたよね。朔と砂緒の話だけでいいのになあ。一巻は★5つ、二巻は★4つ。三巻は★3つ、4巻は★2つ。最終巻で★1つにならないことを祈る。2014/10/12

藤月

3
続きが気になってたのでやっと続き!と喜び一気に読みました。 朔を取り巻く環境がより一層どんどん重くなり、空音ちゃんの事でとても辛くなりました。表紙&挿画が新海さんじゃなくなったのも切ないですが、これはこれで今作を表している場面ですしいいのかなと。 これから朔と砂緒ちゃんが選ぶ未来が明るいものであればいいなと思いながら次巻を楽しみにしています。2013/06/17

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