星海社FICTIONS
大坂将星伝〈中〉

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  • サイズ B6判/ページ数 338p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784061388567
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

朝鮮で戦いが続くなか、秀吉が逝った。残されしは「大にして広き国」という志。勝永は石田三成と共に、関ヶ原で家康を迎え撃つ!

毛利豊前守勝、関ヶ原にて家康を迎え撃つ──!
『夜は短し歩けよ乙女』『ペンギン・ハイウェイ』の森見登美彦、感服!
「ざくざく読める戦国時代! 仁木さん、熱いです!」
大にして、広き国──。大航海時代の世界を見つめた豊臣秀吉の国家構想の元で、朝鮮出兵が始まった。だが、理想とは裏腹に、朝鮮の戦場は泥沼の様相を呈する。そして、夢を果たせぬまま秀吉が薨(こう)じたとき、巨魁・徳川家康が蠢動(しゅんどう)し、天下は再び風雲急を告げる。胸に抱くは太閤秀吉の志、道を示すは石田治部少輔三成。毛利豊前守勝永、関ヶ原にて家康を迎え撃つ──! 仁木英之が描く“不屈の戦国絵巻”、擾乱(じょうらん)の第二弾!

内容説明

大にして、広き国―。大航海時代の世界を見つめた豊臣秀吉の国家構想のもとで、朝鮮出兵が始まった。だが、理想とは裏腹に、朝鮮の戦場は泥沼の様相を呈する。そして、夢を果たせぬまま秀吉が薨じたとき、巨魁、徳川家康が蠢動し、天下は再び風雲急を告げる。胸に抱くは太閤秀吉の志、道を示すは石田治部少輔三成。毛利豊前守勝永、美濃関ヶ原にて家康を迎え撃つ―!仁木英之が描く“不屈の戦国絵巻”、擾乱の第二弾。

著者等紹介

仁木英之[ニキヒデユキ]
1973年大阪生まれ。2006年、中華ファンタジー『僕僕先生』で第十八回日本ファンタジーノベル大賞を授賞し、デビュー。同作は現在も続く大ヒットシリーズとなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぱちお

22
関ヶ原まで。秀吉は最後がよくない。やはり家康は好きになれない。三成ももう少しなんとかならなかったのかな。盛り上がって来たので下巻がたのしみ。2016/05/07

maito/まいと

15
毛利親子の戦いは九州、朝鮮、そして関ヶ原へ。特に朝鮮での戦いは、近年あまり描かれていないのでかなり貴重。勝永の周りもおもしろいメンバーが揃ってきた。ここら辺はライトノベルなノリになってきているけど、これくらい明るい雰囲気じゃないとこの後の毛利家苦難の道が重苦しくなるからなあ。その一方で三成を初めとした西軍諸将とのつながりがはっきりして、大坂の陣への下準備はできあがった感じ。ここらへんの逆算構成は非常に上手い。2013/02/21

スー

10
朝鮮から関ヶ原へと早足で進んで行った感じでした。朝鮮では圧倒的な強さを示した加藤清正でしたが小西行長との先陣争いで猪突猛進した為に明を朝鮮に引き出してしまい、遠征軍は義軍と明に苦しめられ秀吉の死により得るものも無く虚しく帰国する。ホッとしたのも束の間新たな戦いが始まる。関ヶ原では西軍有利に見えるも呆気なく敗北。戦意旺盛だった島津軍が何故最後まで動かなかったかが書かれてないが、三成の意志を受け継ぎ最後に西軍の意地を見せる。ちょっと物足りなかったけど勝永の大阪での活躍を期待して下巻へ。2017/01/17

なつきネコ

8
話を読んでいると、勝永がかなり活躍してるので、本当だろうかと思って、調べたら、盛ってはいるが本当みたいで、めちゃ驚いた。文録慶長の役は秀吉の考えは富国強兵の考え方。後の家康は狭いが豊かな国。どちらが日本にあっているかは、家康だったのかな。今回は特に清正がカッコイイ。2015/02/25

ひろ

6
朝鮮出兵から関ヶ原の戦いまで。勝永が大人へと、武人へと、一城の主として成長していく様が描かれる。 朝鮮での壮絶な戦い。異国との戦いは国内の戦いとは異なり、秀吉の構想を汲む勝永と数人以外には戦の意義がみえていない戦いに疲弊していく様子が辛い。  吉川広家は大方通り曲者枠。 弁当広家に物申すのは愉快。 伏見城の戦いに勝永が活躍ならそこもうちょっと色付けて欲しかったかも…。欲しがりすぎか。 でも盛り上がりはあるので下巻へ!2020/01/08

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