星海社ＦＩＣＴＩＯＮＳ 山月記

中島 敦【著】/坂本 真綾【朗読】/ミギー【イラスト】

星海社（2011/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 1冊(ﾍﾟ／高さ 19cm
• 商品コード 9784061388086
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

「どうか、ほんの暫くでいいから、我が醜悪な今の外形を厭わず、曾て君の友李徴であったこの自分と話を交してくれないだろうか。」

文学×朗読×イラスト　それは新しい文学体験。 　
夭折の天才作家・中島敦が、美しき男と男の友情と、人間の心の奥底に巣くう「臆病な自尊心と、尊大な羞恥心」の相克を描ききった傑作『山月記』。
その漢文調の妙なる調べを声優・坂本真綾が朗読するピクチャーディスクCDと、イラストレーター・ミギーの哀感あふれる水彩画をフルカラーで収録したハードカバーブックレットをパッケージ化した星海社朗読館シリーズ第二弾。

■星海社朗読館シリーズとは？
未来の出版を目指す星海社のwebサイト『最前線』（http://sai-zen-sen.jp/）にて2010 年に行われた特別企画『坂本真綾の満月朗読館』（http://sai-zen-sen.jp/special/roudokukan/）の書籍化を皮切りに展開する、星海社FICTIONSのレーベル内シリーズ。

中島 敦［ナカジマ アツシ］
著・文・その他

ミギー［ミギー］
著・文・その他

坂本 真綾［サカモト マアヤ］
著・文・その他

内容説明

夭折の天才作家・中島敦が、美しき男と男の友情と、人間の心の奥底に巣くう「臆病な自尊心と、尊大な羞恥心」の相克を描ききった傑作『山月記』。その漢文調の妙なる調べを声優・坂本真綾が朗読するピクチャーディスクＣＤと、イラストレーター・ミギーの哀感あふれる水彩画をフルカラーで収録したハードカバーブックレットをパッケージ化した星海社朗読館シリーズ第二弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[参謀]

文学×朗読×イラストがテーマの星海社朗読館シリーズ。第二弾は中島敦『山月記』です。朗読は引き続き坂本真綾、イラストはミギーです。『山月記』は教科書に載っていたので知っていました。漢文調なので当時も難しく感じましたが、朗読を聞いてもやはり感じ方は変わっていませんでしたｗでも短いながらも色々詰まっている内容で、勉強するにもいい作品だなぁと改めて思いましたね。ミギーの水彩イラストもかなり合っていました。このシリーズは好きなんですが、何と言っても値段が高いのが難点…今回は中古で安価だったので買いました。

2016/07/05

[茶々]

ミギーの絵だから買った。真綾のファンでもあるが、まだ二回目だから朗読は下手だと思った。後半になると上手くなるらしいが、わりと高価なので好きな画家、好きな作品のときしか買えません…。三月記は授業で習って以来大好きだから、何度でも飽きずに読める。

2012/05/08

[nefu]

山月記は僕にとって個人的な物語で、あまり冷静に物語を楽しむことはできなかったのだけれど、朗読であるからこそ、他人の物語として山月記を感じる事が出来た気がする。

2011/09/18

[あき]

朗読館の2つ目。山月記の文章のリズムが朗読とすごくあってる。ミギーのイラストも作品の雰囲気にすごくあってる。これこそ文学×朗読×イラスト！

2011/08/21

[マリオ]

速読