出版社内容情報
中国の閉じたインターネットはいかにして完成したのか?ネット黎明期から現地でその様を見てきた中国ITライターによる、初の通史!6億人のユーザーを抱える独立国が、ネット上に出現した!
2014年末、中国政府はGoogleを完全に遮断し、ワールドワイドウェブから独立を果たしました。Twitterなどの西側サービスを拒絶し、国外サイトへのアクセスを制限された世界は不気味にも思えます。しかし、そこでは6億人が、パクリ的な国内サービスを使ってインターネットを楽しんでいます。では、このネット上の独立国はいかにして成立したのでしょうか? その過程を探ると、いくつもの興味深い事実が明らかになりました。ネット導入は政府主導だったこと、パクリでも国産サービスが選ばれること、しかし国内のIT企業は常に世界を目指していたこと……。さあ、ネット上に国境線が引かれるまでの20年を、共に辿り直しましょう!
山谷 剛史[ヤマヤ タケシ]
著・文・その他
内容説明
6億人の巨大ネット空間は、グローバリズムを捨てた!共産党主導のネット黎明期から、Google遮断に至る20年を網羅的に描く、初めての通史。
目次
第1章 中国ITの原風景―~1995
第2章 中国におけるインターネットの幕開け―1994~2002
第3章 コミュニケーションと反日の波―2003~2005
第4章 Web2.0の波と北京オリンピック―2006~2008
第5章 SNS普及とネット検閲の強化―2009~2011
第6章 微博の輝きと時代の転換―2012~2013
第7章 ワールドワイドウェブからの独立―2014~
著者等紹介
山谷剛史[ヤマヤタケシ]
アジアITライター。1976年東京都出身。東京電機大学卒。システムエンジニアを経て、中国やアジアを専門とするITライターとなる。現地の消費者に近い目線でのレポートを得意とし、バックパッカー並の予算でアジア各国を飛び回る日々を送っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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